2歳の子供が寝ないけど大丈夫?
今回は2歳の子供が寝ない時の対策や原因について書いています!

育児中は子供が寝た後の夜の時間って本当に貴重ですよね

たまった家事をこなしたり、息抜きをしたり……色々なことをしたい!
子供が寝た後の夜の時間は親にとって楽しみな時間です。しかし、それも子供が寝てくれないと始まりません。
育児にも大分慣れてきて、夜起きることも少なくなり睡眠環境が改善されてきたはずなのに2歳になってから急に子供が寝なくなったと感じるお母さんは多いようです。

あまりに子供が寝ないと発達や健康面も心配になります
この記事では、
・2歳の子供に関する睡眠データ
・2歳児が寝ない原因
・娘が2歳ごろ急に寝つきが悪くなった時にした対策
・2歳児が寝ない時の対策方法
を紹介しています。
【この記事はこんな方におすすめ】
・2歳の子供が寝なくて困っているお母さんやお父さん
・子供の寝かしつけ中、イライラしているお母さん
・寝かしつけに急に時間がかかるようになったお母さん
- 1. 2歳の子供が寝ないけど大丈夫?
- 2. そもそも2歳児が寝ないのは当たり前!?
- 3. 2歳児が寝ない原因
- 4. 【私の体験談】急に寝つきが悪くなった子供にイライラ
- 5. 【解決方法】昼寝を思い切ってなくしたら解決!
- 6. 2歳児が寝ない時のおすすめ対策方法8つ
- 7. 【まとめ】2歳児が寝なくても悩みすぎないようしよう
そもそも2歳児が寝ないのは当たり前!?
まず、毎日育児を頑張っているお母さんやお父さんは2歳になった子供が急に寝なくなって23時や24時なんて時間まで起きていると不安ですよね。

発達や健康に問題ないの?

寝る子は育つなんて言うけどうちの子大丈夫?
こんな気持ちになる方も多いと思います。
そんなお母さん達を安心させてくれるデータを紹介します
乳児の睡眠時間について
1歳児 | 1歳6ヶ月児 | 2歳児 | 3歳児 | 4歳児 | |
20時より前に就寝 | 24% | 17% | 12% | 18% | 14% |
22時より遅く就寝 | データなし | 30% | 35% | 31% | 26% |
参照元:公益社団法人日本小児保健協会

22時以降に寝ているのは2歳が一番多い!

うちだけじゃない、と知って安心する方も多いと思います!
2歳が寝ないのは当たり前。統計データからも証明されている
乳児の推奨されている睡眠時間
年齢 | 睡眠時間 |
4~12か月 | 12~16時間 |
1~2歳 | 11~14時間 |
3~5歳 | 10~13時間 |
6~12歳 | 9~12時間 |
13~18歳 | 8~10時間 |
参照元:アメリカ睡眠医学会
ちなみに乳幼児の推奨されている睡眠時間のデータもあります。
こちらは日本のデータではなくアメリカ睡眠医学会の2016年時点のデータです。
これを見ると2歳の推奨されている睡眠時間は11時間から14時間です。

例えば、22時就寝7時起床+昼寝2時間なら11時間睡眠

こういう子も結構いそう
どうしても睡眠不足による発達や健康面での不安がある方はまずは11時間睡眠を目指してみるのもいいですね。
2歳の推奨されている睡眠時間は昼寝も合わせて11時間から14時間
2歳児が寝ない原因

子供が寝ない原因って考えたことある?

寝ないことにイライラして考えたことなんてなかった
2歳の子供が寝ない主な原因は以下の通りです。
・眠ることが怖くなってきた
・体力がついてきた
・寂しい、親といたいという強い感情の芽生え

2歳児が寝ないのは成長の結果なんです!

「成長の証」と思うと子供が寝なくてもイライラしないかも!
また、この他にも昼寝が長すぎて寝なくなっている場合も考えられます。
2歳児で昼寝をしている場合は昼寝を短くしてみましょう。
子供の寝かしつけに悩んだ時にチェックする項目をまとめています!ご参考ください。
【私の体験談】急に寝つきが悪くなった子供にイライラ
私の子供も2歳3ヶ月ごろから急に寝つきが悪くなり寝かしつけに1時間から2時間かかるようになってしまいました。

ちょうどその時、つわりで「私も休みたいから早く寝て」とイライラすることもありました
それまではジーナ式育児を取り入れていたこともあり、寝つきが良く19時には就寝していた娘が20時、21時になっても寝なくなり困ってしまいました。
ちなみにジーナ式育児に関してはこちらの記事でも書いています。

どうやって子供を寝かしつけたらいいのかな……
【解決方法】昼寝を思い切ってなくしたら解決!
私の子供の場合、昼寝をなくしたら19時どころか18時過ぎにサクッと寝るようになりました。

3歳4ヶ月の今も昼寝なしで19時頃に寝てくれます!
昼寝をなくす時は最初から「昼寝をなくそう」なんて考えていませんでした。
たまたま庭でプールを始めた時にプール遊びに熱中しすぎて昼寝をスキップしたことがきっかけでした。

昼寝もしていないしプールで疲れているしスケジュール崩れそう……
なんて心配をしていましたが、その日は18時前ぐらいに夕飯を食べうとうと。歯磨きをして寝かせたら朝までぐっすりでした。

もしかして昼寝がいらなかったのかも!
それからは意識して昼寝をしていた時間に構って積極的に遊び眠くならないようにして昼寝をなくしました。
子供の昼寝している時間という休憩時間がなくなったのは悲しいですが、夜早く寝てくれるのと寝かしつけ時間が短くてすむのは嬉しいです。
2歳児が寝ない時のおすすめ対策方法8つ
1.お昼寝を減らす・なくしてみる

私も試した方法です!
いつもの昼寝の時間になんとなく寝つきが悪いと思ったら、思い切って昼寝の時間を減らすもしくはなくしてみましょう。
ただし、昼寝をしなくなると夕方眠くなるので注意です。夕方眠ってしまうと夜寝なくなり台無しです。
2.15時以降に昼寝をさせない

寝ないようにお散歩をするのもおすすめ
単純に就寝時間の少し前に昼寝をしてしまうと体力が回復してしまい眠くなくなります。
夕方寝てしまう癖のある子は少し気にかけて寝ないようにしてあげましょう。
散歩や遊び、夕食、お風呂などの時間を見直し子供が寝落ちしないようにすることも大切です。
3.体力を使わせる
2歳になって体力がついたなー、と感じたらおすすめ。

公園遊びをしたり、歩いてお散歩したり
ただ、注意してほしいのがむやみやたらと体力をつけると
↓
一瞬、睡眠スケジュールが改善される
↓
また、体力が余るようになり眠らなくなる
という悪循環になる可能性もあります。寝かしつけ目的で体力をつける時、こうなってしまうと辛いです。

寝かしつけを楽にするためではなく、子供の健康のための体力づくりとして取り組みましょう
【コツ】指先を使わせるのがおすすめ!
体力をつける、というと外遊びや運動など身体を大きく動かす遊びを考えるお母さんやお父さんが多いと思います。
しかし、子供は手先がまだ発達段階なので指先を使う遊びをするとこちらが驚くほどに疲れてぐっすり眠ってくれることがあります。

パズルや工作、粘土なども遊びに取り入れてみよう!
雨の日などにまずはこういった遊びをしてみるのもいいですね。
子供の室内遊びについては私も記事を書いています。
4.夕方から夜の遊びを工夫する
興奮していると寝ないのは大人も子供も同じです。
寝る時間が近づいてくる夕方から夜にかけては子供が落ち着けるような環境を作ってあげましょう。
脳や身体が興奮してしまう激しい遊びや新しい遊びは避けてよくやるお気に入りの遊びをするようにしましょう。

私も3歳の娘と寝る前は椅子に座ってできる遊びというルールで遊んでいます
5.絵本など入眠儀式を作って続ける
寝る準備として心と身体を落ち着かせてあげるために毎日同じ入眠儀式を行ってあげるのもおすすめです。
・絵本を読む
・手遊びや歌を歌う
・ストレッチ
・今日あったことや明日の予定をお話し
寝かしつけがスムーズになるまで毎日続けるようにしましょう。
入眠儀式についてはこちらの記事で詳しく書いています!
抱っこやハグでスキンシップを取る
入眠儀式の時にはハグや抱っこをしてあげてスキンシップを取るのもおすすめ。
2歳児は親の愛情を受けたいと思う時期なのでわかりやすい形で愛情をあげて満たしてあげましょう。

入眠儀式に取り入れるのもおすすめ
絵本を選ばせてあげるのが効果的
イヤイヤ期で癇癪がひどい場合に有効なのが自分で選択させること。
選択の内容は親が誘導してあげましょう。寝る前だったら絵本を自分で選ばせるのがおすすめ。

「今日は2冊選んでね」なんて数で伝えたら数字の勉強にもなりますね
寝る直前に「絵本を自分で選んだ」という体験をさせるとすんなり寝てくれることもあります。
明日の予定を話してあげるのもおすすめ
楽しかった今日が終わることが漠然と不安、眠るのが怖い子供には明日の楽しい予定を話して眠ることや明日を迎えることを楽しみにしてあげましょう。
私も子供と会話ができるようになってからは子供からはその日あった楽しかったことを聞き、私は明日の予定を話すようにしています。
6.イライラするなら寝かしつけをやめてみる
寝かしつけに時間がかかってしまいイライラするのなら、いっそのこと寝かしつけ自体をやめてみるのもありです。
一時のことだからと考えて子供と夜更かしの時間を楽しんでみるのもいいですね。
ただ、ずっと子供の相手をしてたらクタクタになると思うので、「〇時からは一人で遊ぶ時間」と決めてしまうといいと思います。

時間が分からない子にはタイマーを使うのもおすすめ

私の母は「眠くなれば勝手に眠る」という考えだったようで子供を寝かしつけた経験がないそうです
安全を確保して放置してみる
少しでも一人の時間が欲しい、子供とずっと起きて過ごすのは辛いという場合は子供を寝室に一定時間放置してみるのもアリです。
日本だとなじみがないですが、海外だと一人寝がポピュラーですし、ジーナ式育児でも寝かしつけや添い寝をしないことをすすめています。

子供が騒ぐ時は「ママはすぐ来るよ」といってきかせます。
最初のうちは本当に数分で顔を見せてあげるのがおすすめ

徐々に顔を見せにいくまでの間隔を長くすれば自然と一人寝ができる子になります

私も寝かしつけに時間がかかる時は「お皿洗い」や「トイレ」を言い訳にして途中で退室します
心配なら同室で寝たふりもおすすめ
子供を一人残して別室に行くのが難しいのであれば、全力で寝たフリをしてみましょう。
親が先に寝てしまうと子供もすんなり寝てくれることが多いです。

私はこの方法が少し苦手。いつ寝てくれるんだ~!って気持ちで頭の中がいっぱいになっちゃう
家事を終わらせて一緒に寝てしまうのもあり
もういっそ、子供が寝た後に家事をこなすなんて考えずに子供と寝てしまうのもあり。

兼業主婦の方は難しいのかな。家族にも協力してもらえるといいね
私も子供が寝る時間までに一通り家事を終わらせておくことを毎日の目標にしています。
それができると子供が寝た後は完全にフリータイムなので超楽しいです。
7.パパなど家族にも協力してもらう
1人で寝かしつけがしんどいならお父さんなど家族にも協力してもらいましょう!

私も早く姉弟で寝てくれるようにならないかな~としょっちゅう考えています
帰宅時の音に注意してもらう
まず、父親の帰宅時間と寝かしつけ時間がかぶるならそっと帰ってきてもらいましょう。
2歳児って2歳児なりに色々わかっていて玄関の鍵が開く音とかに敏感に反応します。
子供が赤ちゃんだった時の頃のように忍者のように帰宅してもらいましょう。
他には帰宅後、夕飯を食べる時に母親が寝かしつけている時は自分で温めて食べて片付けまでしてもらうと決めてしまうのもいいと思います。
パパに寝かしつけを任せてしまう
家事が残っている場合などはパパに寝かしつけをお願いしてしまうのもおすすめです。
平日の寝かしつけが難しいのであれば週末だけでも交代してもらいましょう。
パパに寝かしつけしてもらっている間はたまった家事をしたり自分の時間を過ごすことができますね。
8.早起きをさせる
夜、早く寝かしたいのであればその分、早く起こすというシンプルな考えです。

私の子供の場合、6時半起床19時就寝です!
休みの日も寝坊してくれないので「まだ寝ててよ~」なんて思う時もあります。
でも、幼稚園に行く時間にすんなり起きてくれないなんて経験をしたこともありません。
父親の帰宅時間が遅くて父親との時間が取れないなら朝思い切って家族みんなで早起きして団らんを楽しむのもおすすめです!
【まとめ】2歳児が寝なくても悩みすぎないようしよう
2歳になった子供が寝ないといっても一生このまま寝ないわけじゃありません。
保育園や幼稚園が始まれば自然と生活習慣が整う子供も多いです。
あんまり悩みすぎずに子供と夜の時間を楽しむのもいいですね。
それでも早く寝かしたいのであれば、今回紹介した方法を試してみるのがおすすめです。
・2歳の子供が夜寝ないのはよくあること
・2歳の子供の推奨睡眠時間は11時間から14時間
・夜、早く寝てほしい時は昼寝を減らすなど工夫をしてみる

皆様の寝かしつけのイライラが減ることを祈ってます!
ジーナ式に関して疑問点があればお気軽にお問い合わせください!
わかる範囲でお答えします!
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Author:たじみゆ 投稿一覧
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