今回は後追い中の昼寝や寝かしつけに時間がかかるようになった時の対策について書いています!

後追いが始まると可愛いけれどしんどいですよね

特に寝かしつけの際にぐずるようになる赤ちゃんも多いです
今までジーナ式育児をしていて一人寝ができていた赤ちゃんでも後追いの時期には一人寝をさせようとすると泣くようになる場合もあります。
赤ちゃんの生活習慣を整えるジーナ式についてはこちらの記事で詳しくまとめています!
今回は後追い中の寝かしつけテクニックや後追い中のおすすめの過ごし方を紹介していきます!
この記事では、
- 後追いはどうして起きるのかなど基本的な情報
- 後追い中の寝かしつけ対策
- 後追い中でもイライラしないおすすめの過ごし方
を紹介しています。
- 【この記事がおすすめの方】
- ・後追いに悩まされているママ
- ・後追いが始まって寝かしつけがうまくいかなくなったママ
- ・後追いのせいでジーナ式がうまくいかなくなった方
- ・後追いを辛い、イライラしてしまうと感じているママ
後追いとは
後追いとはママの姿が見えなくなると赤ちゃんが大きな声で泣き、ハイハイや伝い歩きをして必死に追いかけてくることです。
赤ちゃんは危ない場所の判断もつかないのでママが行くところどこにでもついてこようとしてきます。
洗濯やトイレなどでママが見えなくなると大きな声で泣きながら探し続ける時もあります。
後追いはいつからいつまで?
後追いは赤ちゃんが自分の意思で動けるようになる(ハイハイ、伝い歩きなど)生後9ヶ月ごろから始まる場合が多いです。
しかし、中には生後半年くらいから後追いで泣きだす赤ちゃんもいます。

私の子供は半年頃が後追いのピークでした
むしろ、ハイハイが上手になったり歩きはじめたりするとオモチャで遊んだり部屋中を探検したりするのに必死で私がどこにいようと関係ない感じです。
- 何となくママがわかる
- 自分の意思では思う存分動けない
これが重なる時期(生後半年くらい)は上の子も下の子も私が見えなくなるとびーびー泣いていました。
後追いの理由は?
後追いはママやパパといった世話を普段してくれる人の区別ができるようになると起こります。
あくまでも成長過程の1つです。
ママやパパがわかるようになる
↓
ママやパパがいない(見えない)と不安な気持ちになる
↓
泣く、もしくは後追いをして探す
ママやパパがわかるようになったこと、いないと不安という感情が生まれたことは嬉しいですが毎日、後追いが繰り返されるとママはへとへとになってしまいますよね。
後追いのココが辛い
1.家事ができない
後追いが始まるとどこにでも赤ちゃんがついてこようとしてしまいます。
- 火を使うコンロ付近
- 包丁を使う調理台
- 赤ちゃんがついてこれない洗濯物を干すベランダ
こんな場所に長時間立っているのも難しく、家事が滞ってしまう場合も多いです。
実家も遠い、ご主人の帰りが遅いなどの理由で家事も自分が全部しなければいけない場合、家事ができないことにまいってしまうママも多いです。
2.動けないのでトイレも大変
後追い中は家事だけでなく、トイレや食事など短時間の行動も制限されるケースが多いです。
食事は赤ちゃんの隣でパパっと食べてしまうことができてもトイレは赤ちゃんを連れていきにくいし大変です。
ママがトイレに行くたびに号泣、必死に泣きながらついてくる……
こんな日々を繰り返すと「トイレくらい自由にいかせて!」となってしまうのも無理ないですね。
3.寝かしつけや昼寝も大変
後追い中はそれまでうまくいっていた寝かしつけや昼寝が大変になる時期でもあります。
- 昼寝をしたと思って部屋を出たら泣き出す
- 赤ちゃんの目が少し覚めてしまった時ママを探して大泣き
- 添い寝を求めてきて少しでも離れると号泣
寝かしつけに時間もかかりますし、ストレスも増します。
ただでさえ、赤ちゃんが起きている時は上記のように行動が制限されていますので、早く寝てほしいと思っているママも多いです。
それなのに寝かしつけに時間がかかる、余計にストレスがたまる、と悪循環になってしまう場合も多いです。

想像しただけで辛くなってきた
後追い時の昼寝・寝かしつけ対策
少しでも後追い中の昼寝や寝かしつけを楽にするためにおすすめの対策を紹介していきます!

寝かしつけが楽になれば夜にママも休んだり家事ができたりしますね!
1.時間を決めて放置する
少し乱暴な方法に思えますが、時間を決めて放置するとすんなり寝てくれる子もいます。

既にジーナ式育児で育てていて睡眠習慣がついている赤ちゃんにおすすめです
赤ちゃんも学習能力がついてきている時期なので泣いても来ないとわかれば自然と寝ます。
「サイレントベビーにならない?」と心配するかもしれませんが、時間を決めて短時間放置するくらいなら大丈夫です。
「10分寝ないで泣き続けたら様子を見に行ってなだめる!」などと決めてその10分は心を鬼にして泣いていても気にしないようにしましょう。

10分放置するつもりだったのにあっさり5分で寝てくれたなんて時も多いです
放置する時間は10分前後にしておきましょう。
それ以上泣かせると疲れすぎて寝れなくなってしまう時もありますし、なによりそれだけ泣き続けるのは心配です。
【補足】泣かせる時間は思い切って家事をしてしまおう
泣かせて放置している間は別に何をしていても良いのですが「赤ちゃんが泣いているのに休めない!」っていうママも多いのではないでしょうか。
確かに子供の泣き声が聞こえるところで休んでも休んだ気がしないですよね。
そんなママは放置している時間に家事を少しでも進めるのがおすすめ。
- 洗濯干している間泣かせちゃおう
- 放置している10分の間に洗い物終わらせちゃおう
こんな風に考えて家事をしちゃうと子供もすんなり寝てくれるかもしれないし、家事も片付くし一石二鳥です。

どうせ後追い中で放置してなくても、家事してたら泣くんだからってポジティブに考えましょう
2.良くないとわかっているが添い乳
癖になってしまいそうですが添い乳をこの時期のみしてしまうのもありかもしれません。
上の子は添い乳で寝かしてしまっていました。
卒乳の時に困るかな、と思っていたのですがありがたいことに上の子は1歳で勝手に卒乳してしまいました。
1歳になり卒乳とか考えた方がいいの?仕事復帰しないし自然に任せようかな、と考えていたら牛乳を飲めるようになったら母乳を飲まなくなりその後、添い乳がなくても泣かなくなりました。

今日は本当に疲れてるからすぐに寝てほしいという日だけ添い乳しちゃうのもいいかもしれません
3.諦めてママも添い寝
後追いは赤ちゃんが
- ママやパパのことがわかるようになった
- ママがいないと不安、という気持ちが生まれた
ことによって起こります。
一時的なものと考えて後追いを受け入れてできるだけそばにいるのも一つの方法です。
家事などはご主人にお願いして一緒に寝てしまうのもありです。

一時的なものなのでご主人にも理解してほしいですね
それか家事だけは赤ちゃんが泣いていてもこなして、寝かしつけの時には自分も寝られる状態にしておくか。
後追いで赤ちゃんが泣いて添い寝を求めるのであれば、一緒に添い寝してとことん身体を休めちゃいましょう!
4.ネントレを試してみる
今まで赤ちゃん主体で生活スケジュールを決めていたママの場合は後追いを機にネントレを始めてみるのもいいかもしれませんね。
ねんねトレーニング、ネントレを実践すれば赤ちゃんの性格にもよりますが寝かしつけが楽になり夜もぐっすり眠る赤ちゃんになります。

夜ぐっすり寝る分、昼間はご機嫌でよく食べてニコニコする子になりますよ!
私は上の子はジーナ式で育てました。
このブログでもジーナ式に関する記事はたくさん書いています。
ジーナ式に関する基本的なことはこちらで詳しくまとめています!少しでもジーナ式が気になった方におすすめです!
また、ジーナ式育児は低月齢のうちから始めるのが良しとされているネントレです。
今から始めるのも何だかなーと思う方は別のネントレを試してみるのもおすすめです。
おすすめのネントレ本についてはこちらで詳しく書いています!ネントレ本探している方はご参考ください!
5.部屋の遮光対策を見直す
ジーナ式育児をやっている方は特に確認をしてほしいのですが、部屋の遮光対策は万全ですか?
赤ちゃんはささいな光や音にも反応してしまいます。
特に後追いの時期は薄明りがついている状態だとママがいるかいないかわかってしまい泣き出す赤ちゃんも多いです。
寝る部屋は何も見えないくらい真っ暗なのが理想的です。
遮光カーテンの導入、それでもだめなら一時的に窓にプラダンをはめこんでしまうのがおすすめです。

私も普段あまり開けない寝室の窓に黒のプラダンをはめていました!
ジーナ式育児をしていない場合でも睡眠環境を見直すのは大切です。
赤ちゃんがぐっすり眠れる睡眠環境についてはこちらの記事で詳しく書いています!
後追いにイライラしちゃうママにおすすめの対応
後追いにどうしてもイライラしてしまうママもいるかと思います。(私もです!)
こういったママ向けにおすすめの対策を紹介していきます!
1.料理などの家事はしない
- 食材を切って火を使って料理をする
- ベランダに洗濯物を干す
こんな風に赤ちゃんが側にいるとできない家事はこの時期お休みしちゃうのもアリです!

産前産後の時期限定で自治体が格安家事代行サービスを提供している地域もあります
安くてお得ですが、時期が限定されていたり利用回数が決まっている場合も多く、大体の地域では事前登録が必要です。

妊娠前の余裕がある時に下調べ・登録をしておこう
2.家事や育児のハードルを下げる
後追い中は家事・育児ができなくても仕方ない、こんな風にハードルを下げちゃいましょう。
家事や育児のハードルを下げる時には
- トイレにすらいけない
- 食事も急いで食べないといけない
- それでも常に泣いていて辛い
- おんぶや抱っこも、子供がのけぞるので家事ができない
こんな風にご主人に伝えておくとスムーズです。

男性は後追いと言われてもイメージしにくい時があります

具体的にどれくらい辛いのかを伝えておきましょう
男性と女性では赤ちゃんの泣き声に対するストレスの感じ方も違います。
女性の方が泣き声に対して「何とかしなきゃ」という気持ちが無意識で働きストレスを感じやすい方です。

泣かせた状態で家事はできない、したくないことも伝えておきましょう
確かに私の夫も家事育児に協力的ですが、子供が泣いていてもキリの良いところまで家事を進めてから子供の相手をしています。
これは男女の違いだなー、と受け入れた方が楽になりますよ。
この時期は
- 家事が疎かになるのは仕方ない
- どうしてもやらなければならないことは、短時間赤ちゃんが泣いてもやりきってしまう
こんな風に考えて乗り切りましょう。
3.ベビーサークルなどを上手に活用する
「料理をどうしてもしなければいけないけれど、後追いでキッチンに入ってきてしまう……」というときはベビーゲートを導入してキッチンに入ってこれないようにしましょう。
最初は当然、「どうして入れないのー!」って泣くと思いますが仕方ないことだと受け入れてもらいましょう。
また、上の子がいる場合などで赤ちゃんがリビングを自由に動き回れると危ない場合はリビングにベビーサークルを置いて赤ちゃんスペースを作るのもおすすめです。
4.赤ちゃんに声掛けする
私の子供の場合、これが有効でした!
トイレに行くとき、短時間赤ちゃんの前からいなくなる時に

ママ、トイレ行ってくるね~
と伝えます。
トイレが何なのか、ママがどこかに行くことすらわかっていないかもしれませんが、伝えると親自身の気持ちも楽になります。

今から〇〇をしてくるんだから、赤ちゃんが泣いてもやらなきゃ仕方ないって気持ちになります
毎日毎日繰り返していると次第に赤ちゃんも
- ママは行くとき声をかけてくれる
- そのあと、必ず戻ってきてくれる
と理解するようになります。成長と共に後追いで泣く回数も減ってくるのでおすすめです。

どこかに行く前に声掛けして、終わったら抱っこして「待っててくれてありがとう」っていうのがおすすめ
5.休日など思いっきりリフレッシュする
休日はご主人にも協力してもらい、1人の時間を確保しましょう!
後追いが始まる時期は
- ジュースが飲める
- 離乳食が始まっている
など今まで完全母乳で育てていたママも子供から離れやすくなる時期でもあります。
この時期からガンガンご主人に子供を見てもらう機会を増やし、1人の時間を作れるようにしましょう。
ずっと赤ちゃんと一緒にいたら煮詰まるのも当然です。
子育て中の1人の時間の必要性や作り方についてはこちらで詳しく書いています!ご参考ください。
【まとめ】後追いは成長の証!なんとか乗り切ろう
後追いは成長過程の1つであり、珍しいことではありません。
愛情不足から後追いが起こるのではなく、むしろ今までママが頑張ってお世話をしてきたことが赤ちゃんに認めてもらった証拠でもあります。
そう考えても後追いが辛いと感じる時も多いと思います。
そんな時は後追い時期の家事や育児の負担を楽にしたり、パパの休日に子供を預けリフレッシュするようにしてみましょう。
ネントレをして睡眠習慣をつけるのもおすすめです。
ジーナ式マニュアルカテゴリの最新記事
-
- 2021.03.17
ジーナ式いつから始める?2人の子供を育てて感じたベストタイミングを紹介
-
- 2021.03.15
ジーナ式に使えるアプリ3選|デジタル管理で授乳・睡眠の記録を楽にしよう
-
- 2019.12.11
ネントレ本おすすめランキングTOP10!赤ちゃんもママもぐっすり眠ろう!
-
- 2019.12.10
後追い中の昼寝や添い寝ってどうするの?対処法まとめ!【ジーナ式】
-
- 2019.11.29
寝かしつけには絵本・オルゴール?眠りへ導く入眠儀式の作り方まとめ
-
- 2019.11.28
ジーナ式の5つのデメリットと私のした対処法まとめ