
電気代の計算方法を知りたい

電気代を節約したいけれど、何をしたら良いかわからない
と悩んでいるあなたに電気代の計算方法を紹介しています!
毎月かかる電気代を節約したいけれど、どんな節約をすればよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
電気料金の検針票を確認しても、

今月は電気代高いな~
と思って、電気料金の内訳なんて気にしたことないという方もいるかもしれません。
電気代の計算方法や料金の内訳がわかれば、ご家庭に合う電力会社や料金プランを選びやすくなりますよ!
本記事では、電気代の計算方法や無理なく電気代を節約する方法を解説していきます。
本記事を読めば、ご家庭で使っている電気料金の詳しい内訳や節約ポイントがわかります!
電気代を安くしたいのであれば、電気代比較サイトを利用するのもおすすめです。
電気代比較サイトエネチェンジについては【電気代比較サイト】エネチェンジの評判は?怪しいの?電気代を安くしたい方におすすめで詳しく書いています!
- 【この記事がおすすめの方】
- ・電気代の計算方法を知りたい人
- ・電気代が高いので節約したい人
- ・電力会社乗り換え検討中で電気代の計算方法や料金の内訳を知りたい人
基本的な電気代の計算方法を確認
まずは基本的な電気代の計算方法を確認していきましょう。
2016年の電力自由化に伴い、様々な料金プランが発表されていますが、ここでは一般的な従量電灯プランについて紹介します。
従量電灯プランでは以下の3つの料金に分かれています。
- 基本料金
- 電力量料金
- その他(燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金など)

3つの内訳の合計金額が電気代となっています!
それぞれの料金について詳しく解説していきますね。

それぞれどんな料金かわかれば、ご家庭での節約ポイントも見つけやすくなりますよ!
基本料金
基本料金とは名前の通り、実際に使用した電気量に関係なく請求される料金です。
基本料金システムは以下の3つに分けられます。
- アンペア制
- 最低料金制
- 基本料金なし
アンペア制とは契約しているアンペア数によって基本料金が変わるプランです。
北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力の従量電灯プランや同地域で提供する新電力会社の多くもアンペア制を採用しています。

よく聞く「契約アンペアを下げると、電気代が安くなる」というのははアンペア制で契約してる方の話です
最低料金制とは基本料金の部分が最低料金となっているプランです。
基本料金の中に一定の電気の使用量分が含まれています。
関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の従量電灯プランと同地域で提供している新電力会社の料金プランが該当します。
そして新電力会社の中には基本料金0円をうたっている会社もあります。
- Looopでんき
- ソフトバンクでんき
- 楽天でんき
上記の電力会社では、基本料金なしのプランを提供しています。

基本料金なしの会社を選べばお得だね!

基本料金は確かに電気代を節約するときの重要ポイントですが、この後で紹介する電力量料金も重要です!
電力量料金
電力量料金とは、実際に使用した電気量に応じてかかる料金のことです。
使用した電気量(kWh)×1kWhあたりの料金単価で計算されます。
契約している電力会社やプランによって電力量料金はバラバラです。
また大手電力会社の従量電灯プランのように消費電力量が多くなると、電力量料金(1kWhあたり料金単価)が高くなるケースもあります。

従量電灯プランでは、たくさん使うと割高なの?

従量電灯プランは、消費電力量が増えると単価である電力量料金も上がるから、電気をたくさん使うご家庭では割高……
- 自宅に家族がいる時間が長い
- 赤ちゃんが生まれて消費電力量が増えた
上記のご家庭では、電気を使えば使うほど割高になる従量電灯プランではなく、新電力会社が提供している料金プランに乗り換えた方がお得になる可能性が高いです。
電力会社乗り換えにおすすめのタイミングは以下の記事で詳しく解説しています。
燃料費調整額
燃料費調整額とは、火力発電の燃料価格を毎月の電気料金に反映させるための調整単価です。

飛行機のサーチャージと似ています
燃料費調整額は原油などの火力発電のコストによって決まってしまいます。
一般家庭で燃料費調整額をコントロールするのは難しいでしょう。

燃料費調整額は節約ポイントではないってことか
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは風力発電などの再生可能エネルギー発電を普及させるためのものです。
電力会社は再生可能エネルギーで生み出した電力を買い取っています。
この再生可能エネルギーで生み出した電力の購入費用の負担額が再生可能エネルギー発電促進賦課金です。

燃料費調整額同様、一般家庭でコントロールできない部分です……
従量電灯プランと新しい契約プランの違い

新電力会社に乗り換えれば、電気代が安くなるっていうけど従来のプランと何が違うの?

新電力会社の契約プランと従来の従量電灯プランの違いは以下の3つです
- 基本料金なしの契約プランがある
- 従量料金が1段しかない契約プランもある
- 他のインフラやサービスとのセット割引も充実
詳しく解説していきますね。
基本料金なしの契約プランがある
大手電力会社の従量電灯プランだと、冒頭で解説したように毎月基本料金が取られます。
極端な話、電気を全くしようしていない月でも基本料金分は支払わなければいけないということです。
それに対して新電力会社の料金プランの中には基本料金がないタイプもあります。
例えばLooopでんきは基本料金が0円なので、使った分の電気代を支払うのみです。

基本料金が0円になれば、その分電気代を節約できますね!
従量料金が1段しかない契約プランもある
大手電力会社の従量電灯プランは段階料金制度を採用しています。
段階料金制度とは、電気の使用量に応じて電力量料金の単価が変わる料金システムです。
オイルショック時に節電目的で設定され、現在まで続いている仕組みです。
電気をたくさん使うと1kWhあたりの単価自体が上がるので、電気をたくさん使うご家庭では割高料金となってしまいます。
例えば東京電力の従量電灯b・cプランの電力量料金を見てみましょう。
電力量 | 1kWhあたりの単価 |
---|---|
最初の120kWhまで(第1段階料金) | 19円88銭 |
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) | 26円48銭 |
上記超過(第3段階料金) | 30円57銭 |
(参照元:東京電力エナジーパートナー株式会社)
- 赤ちゃんがいるご家庭
- 専業主婦で自宅にいる時間が長い方
- ペットを飼っている場合
上記のように電気をたくさん使うと、従量電灯プランは割高です。
それに対して、新電力会社の料金プランの中には段階料金制度を採用していないプランも多いです。
例えばLooopでんきは1段階制の料金であり、2020年9月時点の1kWhあたりの電力量料金単価は26.4円です。(単価は東京電力エリアの料金であり、地域によって若干異なります)
4人世帯では、統計結果によると月400kWhの電力を使用しているそうです。
月400kWh使用した場合の電力量料金を東京電力の従量電灯プランとLooopでんきで比較してみましょう。
- 【従量電灯プラン】
- 120kWhまで:120kWh×19.88円=2,385.6円
- 120kWhから300kWhまで:180kWh×26.48円=4,766.4円
- 300kWhから400kWhまで:100kWh×30.57円=3,057円
- 基本料金:858円(30Aの場合)
- 合計:11,067円
- 【Looopでんき】
- 400kWh×26.4円=10,560円
上記のように1ヶ月で400kWhを使用した場合、Looopでんきの方が507円安くなりました。

1ヶ月に400kWhよりもたくさん電気を使うご家庭は電力会社の乗り換えをするとお得ですよ
他のインフラやサービスとのセット割引も充実
2016年以降に電気の供給を始めた新電力会社の中には、ガスや通信など他のインフラとのセット割引を実施している会社もあります。
ガスやスマホ代、ケーブルテレビなどとセットで電気の契約をすることで、お得な割引を利用できる場合もあります。
電気単独で契約する場合よりもお得なケースが多いので、普段利用しているサービスとセットで電気の契約ができないか、どんな割引制度があるのかを調べてみるのもおすすめです。

我が家もエネファームを設置していることもあり、電気とガスを東京ガスでまとめて契約しています
電気代比較サイトのエネチェンジであれば、電気代単独の比較だけではなく電気とガスをセットで料金シミュレーションを行えますよ。
電化製品を使用したときの電気代計算方法

電気代の計算方法はわかってきた!
けど、家電を使うと結局どれくらい電気代がかかるのかイメージがわかない
このような方向けに、電化製品を使用したときの消費電力量や電気代の計算方法を解説していきますね。
- 電化製品に書かれている消費電力(W、Wh、kWh)を確認
- 1がWやWhで書かれていれば、kWhに計算し直す
- 2で計算したkWhと契約プランのkWh単価を掛ける
電化製品に書かれている消費電力(W、Wh、kWh)を確認
電化製品の説明書に書かれている消費電力を確認しましょう。
W、Wh、kWhなどの単位で書かれています。
1がWやWhで書かれていれば、kWhに計算し直す
電気代の計算は使用したkWh×契約プランのkWh単価を掛けて計算します。
なので、電化製品の消費電力がWやWhで書かれていれば、kWhに計算し直す必要があります。
- 【WからkWhに変換する計算式】
- W÷1000×一日の使用時間(h)
- 【WhからkWhに変換する計算式】
- kW×一日の使用時間(h)
2で計算したkWhと契約プランのkWh単価を掛ける
1で確認できたkWhや2で計算したkWhと契約プランのkWh単価を掛けましょう。
たとえばLooopでんきの2020年9月時点のkWh単価は26.4円です。(東京電力エリアの場合)
計算した消費電力量に26.4円をかければLooopでんきで、その電化製品を使用した電気代が出せます。
電気代を節約したいなら電力会社乗り換えがおすすめ
電気代を今よりも節約する方法は大きく分けて2つあります。
- ご家庭で使う電力量を減らす(節電)
- 電力会社の乗り換えをして最適な料金プランに切り替える
節電は確かに電気代を下げるのに効果的です。

電気を使わなければ、電気代も安くなる
単純ですね
- エアコンの設定温度を見直す
- 電化製品の費用進度を見直す
- 部屋の電気をこまめに消す
上記のように様々な節電方法がありますが、限界があります。
例えばエアコンの設定温度を見直せば、確かに節電に繋がりますがやり過ぎるとエアコンの効果が薄れ、部屋の室温が暑すぎたり寒すぎたりするでしょう。
他にも赤ちゃんが生まれて電気代が上がったケースなど、そもそも節電を意識しても電気代を下げにくい状況もあります。
それに対して、電力会社の乗り換えは一度行えば、節約効果がずっと続きます。

コスパの高い節約方法!
2016年に電力自由化がスタートし、ご家庭で自由に電力会社や料金プランを選べるようになりました。
電力自由化後、参入してきた新電力会社が提供している料金プランの多くは電気をたくさん使うご家庭にとってお得な内容が多いです。
電気代を節約したいと考えている方は、電力会社の乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
電力会社を乗り換える方法
電力会社乗り換えの手続きは、とっても簡単です。
- 現在契約している電力会社の検針票を用意する
- お住いのエリアや家族構成に合った電力会社・契約プランを選ぶ
- 料金シミュレーションをして節約効果を確認する
- 電力会社・契約プランが決定したら電力会社に申し込む
- 現在の電力会社への解約手続きは必要なし!
ご家庭に合う電力会社や料金プランを見つけるのは、大変そうなイメージですが、電気代比較サイトを活用すると簡単にできちゃいます。
以下の記事で電力会社の乗り換え方法について、更に詳しく解説しています!
電気代を一括比較するならエネチェンジがおすすめ
電力会社の乗り換えをする際には、ご家庭に合う電力会社や料金プランを見つける必要があります。
電力会社ごとで用意している各社の料金シミュレーションを試してみても良いですが、それよりも電気代比較サイトを使うのが簡単です。
電気代比較サイトなら、情報を一度入力するだけで、電力会社各社の料金シミュレーションを行って最適なプランを提案してくれます。

シミュレーション結果から、そのまま電力会社乗り換え手続きもできちゃいます!
電気代比較サイトはいくつかありますが、中でもエネチェンジは登録されている電力会社が多いので、ご家庭に合う料金プランを見つけやすいです。
エネチェンジ5周年記念キャンペーン開催中
エネチェンジでは2020年9月30日まで、エネチェンジ5周年キャンペーンを実施しています。
キャンペーン内容は、期間内に対象の電気・ガスセットプランに申し込んだ方に抽選で総額100万円分のAmazonギフト券が当たるというものです。

電気やガスの乗り換え検討中の方はぜひ、ご利用ください
キャンペーンの詳細は以下の通りです。
キャンペーン期間 | 2020年7月1日(水)~2020年9月30日(水) |
---|---|
条件 | エネチェンジから対象の電気ガスセットプランに申し込む |
【まとめ】電気代の計算方法を理解すれば節約も可能
2016年までは電力自由化が始まっていなかったので、そもそも電力会社や料金プランを自由に選べませんでした。

電気代の計算方法を知って、節約に役立てるという考えも普及していなかったかと思います
しかし現在はご家庭に合う電力会社や料金プランを選択できるようになりました。
ご家庭に合う電力会社選びをするためにも、電気代の計算方法を理解しておくのは重要です。
電気代の検針票に書いてある料金内訳や消費電力量を見れば、今契約しているプランよりも割安な料金プランが見つかる可能性もあります!
ご家庭に合う電力会社を探すのであれば、電気代比較サイトを利用するのがおすすめです。
電気代比較サイトを利用すれば、情報を一度入力するだけで各社の料金プランシミュレーションを行い、ご家庭にぴったり合う電力会社を教えてくれます!
電気代比較サイトはいくつかありますが、中でもエネチェンジは登録されている電力会社の数が多く、ご家庭に合う電力会社を見つけやすいです。
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Author:たじみゆ 投稿一覧
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