
毎月、赤字だったり黒字だったりしてヒヤヒヤする……

家計管理って何をすればいいの?家計簿をつければいいの?

将来のために必要な貯金ができてるのかな~
と悩んでいるあなたに家計管理の簡単なやり方を紹介しています!
私たちの日々の生活の中でお金を使うのは当たり前なのに、お金の使い方やお金そのものについて勉強する機会はあまりにも少ないですよね。
家計管理の方法に自信がない、何をすればよいかわからないといった方はお金や家計管理の知識を身につける必要があります。
家計管理も料理や掃除、学校の勉強や仕事で習った内容のように知識として身につけられますよ!
本記事では、お金について不安な気持ちや苦手意識がある方でも出来るような簡単な家計管理方法を紹介していきます。
本記事を読めば、自信を持ってお金を使えるようになり将来の不安も減らせます!
- 【この記事がおすすめの方】
- ・家計管理の方法を知りたい方
- ・お金について漠然と不安を抱えている方
- ・将来に必要な貯金が出来ているか不安な方
- ・毎月、どんぶり勘定で生活している方
家計管理の全体像
- 働いてお給料をもらう
- 生活に必要なものを購入する
- 将来のために貯金をする
私たちは毎日の生活の中で、当たり前のようにお金を使っていますよね。
しかし家計管理の全体像を意識している方は少ないのではないでしょうか。
家庭ではなく、企業であれば最初に借金をして経営をしていくことも可能です。
しかし家庭では、住宅や自動車など大きな買い物をするとき以外ではローンをせずに持っているお金でやりくりする必要があります。

お金の流れ、キャッシュフローを意識しておく必要があります!
お金の流れを意識するために、下記のイメージを持つようにしましょう。
- 収入を得る
- 収入を貯金(未来の支出)と今の支出に振り分ける
- 振り分けた範囲内でやりくりをする

お金の流れはわかったけれど、どんな風に家計管理をすればいいのかわからない……

具体的な方法を5STEPで解説していきます!
家計管理の方法は以下の5STEPでできちゃいます。
- 収入を把握する
- お金を使う優先度を決める
- 長期間の貯金計画を立てる
- 年間の予算を立てる
- 毎月のやりくりをしていく

それぞれ詳しく解説していきます
1.収入を把握する
家庭では企業と違って、借金ありきでは成り立ちません。
得た収入をもとに貯金や生活をしていく必要があります。
なので最初にやるべきことは収入の把握です。
収入を把握すれば、どれだけ貯金にお金を回せるかや1ヶ月いくらで生活すれば良いのかがわかります。

年収の予測ってどうやるの?
今後数年間の年収予測 | 直近の源泉徴収票 |
長期間の年収や生涯年収の予測 | 各種統計データ |
年収予測は源泉徴収票や統計データを用いれば可能です。
年収予測の方法は以下の記事で詳しく解説しています!
2.お金を使う優先度を決める
家計で使えるお金(=手取り収入)を把握したら、次はお金を使う優先順位を決めましょう。
- おいしい料理を食べたい
- 旅行に行きたい
- おしゃれな家に住みたい
- 常にきれいな見た目でいたい
- 趣味の時間を充実させたい
お金を使ってやりたいことは、たくさん思いつきますが全てをこなすのは難しいですよね。
ご夫婦や家族で「どんな暮らしがしたいのか」「どんなことにお金を使いたいのか」を話し合い、お金の使い道を決めましょう。
お金の使い道は、家計管理の担当者のみで決めるのではなく、ご家族みんなで話し合いをすると家族全員で納得できるお金の使い方ができるようになりますよ。

将来のお金の使い道が想像できない……

ライフプラン表を作ってみましょう!
長期的な資金計画を考えるときには、ライフプラン表があると便利です。
ライフプラン表は家族の年齢や子供の入学・卒業などのライフイベントを書き込むものです。
お金が何年後にいくら必要なのか、わかりやすいので長期的な家計管理や貯金計画に役立ちます。
ライフプラン表の作り方は以下の記事で詳しく紹介しています。
3.長期間の貯金計画を立てる
ライフプラン表の作成や、お金の使い道の優先順位を立てられたら長期間の貯金計画を立ててみましょう。
- 住宅購入の頭金・リフォーム費用
- 自動車購入費
- 子供の学費
- 老後貯金
数百万単位で必要になる上記のお金は、長い時間をかけてコツコツと貯金をしていく必要があります。
長期間の貯金計画を立てるときは以下の3つを意識してみてください。
- いつまでに
- いくらの貯金を
- 何の目的で貯めるのか
例えば子供の学費であれば、
- 子供が18歳になるまでに
- 500万を
- 大学学費・受験費用として貯める
と計画できます。
ここまで決まれば年数で割って、1年ごとの貯金目標を決めるだけです。
例えば後18年で500万円貯めるのであれば、1年間で貯金すべき金額は、500万÷18年=28万(小数点以下切り上げ)となります。
ここで目標や計画を終えてしまうのではなく、1年間で28万円をどうやって貯金するかまで考えられると、更に良いです。
- ボーナスで一気に28万円用意する
- 児童手当12万+毎月1万3,000円貯金する
上記のように月単位で貯金計画を立てられると、目標達成が現実的になってきます。
貯金の目的の立て方は以下の記事で詳しく紹介しています。
4.年間の予算を立てる
1年間の貯金目標が立てられたら、年間予算計画もしていきましょう。
毎月かかる生活費とは別に、1年間のどこかで発生する支出も多いですよね。
- 税金
- 年払い保険料
- 町内会費
- 子供の誕生日・クリスマスプレゼント代
- 旅行費用
このように1年間のどこかで必要なお金を特別費として管理していきます。
特別費はカレンダーを作成して、「どのタイミングでいくらお金がかかるのか」を把握するのがおすすめです!
特別費の管理方法や私が活用している特別費管理カレンダーは以下の記事で紹介しています!
5.毎月のやりくりをしていく
1年間の予算計画が立てられたら、毎月のやりくり計画をたてていきましょう。
基本的には1ヶ月分の給料でやりくりする習慣をつけていきましょう。

ボーナスで補填する考え方は危険……
我が家の生活費やりくり方法は以下の記事で紹介しています。

給料日前は財布がすっからかん……って方におすすめ!
毎月のやりくりがきつくて節約したい場合には、固定費から削減していくのがおすすめです。
固定費の節約は一度行えば、効果が半永久的に続くのでコスパが高い節約方法です!
家庭で出来る固定費の節約方法は以下の記事で紹介しています。
家計管理で意識しておきたいこと5つ
最後に家計管理で意識しておきたいことを5つ紹介していきます。
- 夫婦の収入は1つにまとめる
- 家族みんなでお金の価値観をすり合わせる
- よその家計データを参考にしすぎない
- 家計簿に時間をかけすぎない
- 収入を増やす努力もしてみる
それぞれ解説していきますね!
1.夫婦の収入は1つにまとめる
共働きで夫婦それぞれに収入がある場合は1つにまとめてしまいましょう。
収入を1つにまとめた方が家計管理をしやすくなります。
- 夫婦それぞれが収入を管理
- あらかじめ決めておいた生活費をそれぞれが分担
このような方法で生活費の管理をすると、節約意識も持ちにくいですし家庭の貯金がどれくらい出来ているかも把握しにくいです。
貯金が必要になったときに、「旦那さん(奥さん)が貯めていると思った!」とならないようにしておきましょう。
どうしても夫婦それぞれで収入を管理したいのであれば、分担する生活費の中に共同で行う先取り貯金も加えておきましょう。
2.家族みんなでお金の価値観をすり合わせる
家庭で行う節約は、家計管理をしている一人だけで頑張っても成果が出にくいです。

家族みんなの協力が大切です!
「節約なんてしたくない」
「お金の話をするのはためらってしまう」
家族が節約やお金の話にネガティブなイメージを持っている場合には、そのイメージを変える必要があります。

どんなことにお金を使いたい?

生活の中で妥協できない部分はどこ?
こんな風にワクワクする話から、節約や貯金計画の話に移っていきましょう。
ご家庭でお金を使いたい部分の優先順位が決まれば、お金の使い方にもメリハリが生まれます。

家族みんなが納得のいくお金の使い方ができるようになりますよ

家族みんなの節約意識も高まりそう
3.よその家計データを参考にしすぎない
主婦向けの雑誌やSNSなどで、家計のやりくりを紹介しているのを目にしたことがある方も多いですよね。
しかし他のご家庭のやりくりは、あくまでもデータのひとつでしかありません。

参考にしすぎると、焦りやストレス感じちゃいますよ……
- 家族構成・子供の年齢
- 住宅状況(勤務先の住宅手当の有無なども)
- 実家の援助の有無
- 住んでいるエリア
家計のやりくりには上記の項目も関わってきます。
様々な要素が関わって、ご家庭で必要な生活費が異なるので他のご家庭の家計データを参考にしすぎるのはやめましょう。

「良いところがあったら、マネしようかな」くらいで大丈夫!
4.家計簿に時間をかけすぎない
家計管理というと家計簿をつけるイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし家計簿はあくまでも使ったお金の管理なので、細かくつけても節約効果はそれほど期待できません。
家計簿を細かくつける時間があったら、ライフプランを作成したり固定費の見直しをしたり自然とお金が貯まる仕組み作りをした方が節約できます。
確かに家計簿はお金の流れを記録し、過去のデータを分析しやすくしてくれます。
今まで家計管理をしたことがない人が「自分が何にお金を使っているか確かめる」ために、お試しで家計簿をつけてみるのはおすすめです。

1ヶ月くらいお金を使うたびに、家計簿を書いてみるとムダな出費に気付けますよ
他にも短時間でササッと家計簿をつける程度でしたら、ムダが少なく家計簿をつけるメリットの方が大きいはず。

私も毎週日曜日に1週間分の家計簿をつけています
5.収入を増やす努力もしてみる
最初に家計管理の全体像を解説しましたが、家計管理のスタート地点は「働いて収入を得ること」です。
もらったお金をムダなく使うことも重要ですが、そもそもの収入が少ない場合には細かい節約をしても焼け石に水になってしまいます。
- 転職を検討する
- 副業を始めてみる
- パート、在宅ワークをしてみる
節約に限界を感じたら、上記のように収入を増やす工夫をしてみるのもおすすめです!

私も在宅ワークで毎月パート程度の収入を得ています
【まとめ】無理なくお金が貯まる仕組みを作ろう
「節約は辛いもの」
こんなイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、お金が貯まる仕組みを作ってしまえば過度な節約をしなくても自然とお金が貯まるようになります。
本記事で紹介した簡単にできる家計管理方法は以下の通り。
- 収入を把握する
- お金を使う優先度を決める
- 長期間の貯金計画を立てる
- 年間の予算を立てる
- 毎月のやりくりをしていく
節約ストレスから解放されれば、我慢できずにムダ遣いして後悔するなんてこともなくなります。
今も将来も納得のいくお金の使い方をしていきましょう!
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Author:たじみゆ 投稿一覧
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