
電力会社の乗り換えやってみたいけど、うちは賃貸だから無理かな……?
と悩んでいるあなたに賃貸住宅にお住いの方も電力会社を選べるのか解説しています!
結論からいうと、賃貸住宅にお住いの方でも自由に電力会社を変えられる方がほとんどです。

大家さんや管理会社への連絡も必要ありません
本記事では、賃貸住宅にお住いの方が電力会社を自由に選べるケースと選べないケースを解説していきます。
電力会社の乗り換え時に必要になるスマートメーター設置工事についても書いています。
本記事を読めば、賃貸住宅にお住いの方が電気の乗り換えをする方法がわかります!

今よりも更に電気代がお得になるかもしれませんよ
電気の乗り換えをする際には、電気代比較サイトを活用するのが手軽でおすすめです。
電気代比較サイトエネチェンジについては【電気代比較サイト】エネチェンジの評判は?怪しいの?電気代を安くしたい方におすすめで紹介しています!
- 【この記事がおすすめの方】
- ・賃貸住宅に住んでいても電気の乗り換えができるか知りたい
- ・スマートメーター設置工事は賃貸住宅でも出来るのか知りたい
賃貸住宅でも電力会社を自由に選べる
賃貸住宅でも基本的には電力会社を自由に選べます。
「基本的には」なので、お住いの賃貸住宅の種類によっては、電気の乗り換えができないケースもあります。

賃貸住宅で電気の乗り換えができないケースを確認していきましょう
賃貸住宅で電力会社を自由に選べないケース
賃貸住宅で電力会社を自由に選べないケースは以下の通りです。
- 高圧一括受電契約の賃貸住宅にお住いの方
- 家賃の中に電気代が含まれる契約を結んでいる方
- 大家さんが一括で電気代を支払っている場合

高圧一括受電って何?

詳しく解説していきます!
高圧一括受電とは
高圧一括受電とは、アパートやマンションの部屋ごとに結んでいた低圧電力契約をオーナーや管理組合がまとめて高圧電力契約に変更する方法です。
高圧電力契約はまとめて契約している分、安価で電気代を5%から30%削減できるといわれています。
高圧一括受電契約は電気代を安く抑えられるので、契約している物件数は年間増加傾向にあります。
高圧一括受電のメリット
高圧一括受電のメリットはなんといっても、電気代が安くなることです。
各家庭の電気代は5%から30%程度安くなりますし、マンションの共有部分の電気代も当然安くなります。
高圧一括受電のデメリット
高圧一括受電契約にはデメリットもあります。
デメリットは以下の通り。
- 3年に一度、法定点検で1時間から2時間停電になる
- オール電化プランがない
- 契約年数が10年と長い
- 住民全員の合意が必要
高圧一括受電の契約年数は10年単位が多いです。
そのため電力自由化で今後、もっと安い電気料金プランが出たとしても乗り換えはできません。
また、高圧一括受電を導入するには入居している住民全員の賛成が必要です。
住んでいる賃貸マンションが高圧一括受電か確かめる方法
現在、お住いのマンションが高圧一括受電契約かわからない場合は、管理会社に聞いてみるのが確実です。
- 敷地内に変圧設備がある
- 50戸以上の大規模マンション
- マンション内に管理室がある
上記のケースでは高圧一括受電契約となっている可能性が高いですが、それでもやはり管理会社に訪ねてみるのがおすすめです。
今後物件を借りるときは高圧一括受電とそれ以外のどちらがお得か
高圧一括受電契約は、月々の電気代が割安になるメリットがあります。
各家庭で使用した電気代が安くなるだけでなく、共有部分の電気代も安くなるのでマンションの管理費や共益費も安くなっている場合が多いです。
その一方で高圧一括受電契約をしている住宅に住んでいると、各ご家庭で自由に電力会社を選べなくなります。
高圧一括受電契約を結んだことによる割引額が電力会社乗り換えの節約効果より高いとは限りません。
高圧一括受電契約は契約年数も10年単位と長く、長期で運用してコストを回収していくタイプの契約です。
そのため、今の住宅に何年住むかはっきりしない賃貸契約の方は、高圧一括受電契約は不向きといえるでしょう。
- 立地や建物、内装などマンション自体に魅力がある
- 高圧一括受電契約により電気代がかなりお得になっている
上記のケースのように「高圧一括受電契約でも構わないからこのマンションに住みたい!」というケース以外では、自由に電力会社を選べる低圧契約の物件がおすすめです。
賃貸住宅でもスマートメーター設置工事は可能
電力会社の乗り換えを始めて行うときは、乗り換え手続きと共に電力量計をスマートメーターへと切り替える工事を行う必要があります。

スマートメーター設置工事を勝手にして怒られない?

賃貸住宅の方でもスマートメーター設置工事は可能です!
電力量計はそもそも、大家さんや管理会社の所有物ではなく電力会社の所有物です。
そのため大家さんや管理会社もの許可も必要なく設置工事を実施できます。
また従来の電力量計も数年単位で新しいものへと交換工事が行われています。
電力量計の設置工事やスマートメーター設置工事自体は珍しいものではないですし、賃貸住宅の方でも問題なく行えます。
スマートメーターから元の電力量計に戻す原状回復も必要ありません!
電力会社の乗り換えをする方法
電力会社の乗り換え手続きはとっても簡単です。
電気の乗り換え方法は以下の通りです。
- 現在契約している電力会社の検針票を用意する
- お住いのエリアや家族構成に合った電力会社・契約プランを選ぶ
- 料金シミュレーションをして節約効果を確認する
- 電力会社・契約プランが決定したら電力会社に申し込む
- 現在の電力会社への解約手続きは必要なし!
以下の記事で電力会社の乗り換え方法を解説しています!
各ご家庭に合う電力会社や契約プランを見つけるときは、電気代比較サイトを活用するのがおすすめです。
電気代比較サイトなら、必要情報を入力すると電力会社各社の料金プランをシミュレーションしてくれ、おすすめの電力会社を教えてくれます。

シミュレーション結果画面からそのまま、新電力会社へのお申込み手続きも可能
電気代比較サイトはいくつかありますが、中でもエネチェンジは規模が大きく登録されている電力会社の数も多いのでおすすめです。

登録している電力会社の数が多い分、より正確なシミュレーション結果が期待できます!
電気の乗り換えをするときの注意点
最後に電気の乗り換えをするときの注意点を解説します。
- 一人暮らしでは節約効果が薄い
- 電力会社各社の料金シミュレーションを行う
- 解約金や違約金が発生する可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一人暮らしでは節約効果が薄い
電力自由化によってスタートした新電力会社の契約プランの多くは電気をたくさん使うと割安になるタイプが多いです。
- 一人暮らし世帯
- 共働きで日中は誰もいないご家庭
上記のようなケースでは、そもそも電力会社の乗り換えをしても節約効果が薄い可能性があります。
電気の乗り換えをしたら、必ず電気代が安くなるわけではないので、料金シミュレーションを試してから乗り換え手続きを行いましょう。
電力会社各社の料金シミュレーションを行う
電力自由化により、自由に電力会社や契約プランを選べるようになりました。
その一方で契約プランの種類が多く、どのプランが自分たちに合うのか判断がつきにくいです。
電力会社のホームページなどに用意されている料金シミュレーションを活用して、どの電力会社がお得か確認してみてくださいね。

電力会社ごとにシミュレーションを試すのは大変……

電気代比較サイトを使うのが手軽でおすすめです!
電気代比較サイトなら、必要情報を一度入力すると自動で複数社の料金プランのシミュレーションを行ってくれます。
ご家族の人数や電力使用状況に合ったプランを教えてもらえるので、手軽に電力乗り換えを行うことができます。
電気代比較サイトはいくつかありますが、登録されている電力会社の数が多いエネチェンジを使うのが良いと思います。
解約金や違約金が発生する可能性がある
電力会社の乗り換え時に、契約中の電力会社に解約金や違約金を支払わないといけない可能性があります。
電力会社乗り換えで解約金や違約金が発生するかどうかは、契約している電力会社や契約プランによって異なります。
電力会社・契約プラン | 解約金・違約金 |
---|---|
大手電力会社の従量電灯プラン | × |
大手電力会社の新プラン | かかる可能性あり |
新電力会社 | かかる可能性あり |
電気の乗り換えを一度もしたことがない方は従来の大手電力会社の従量電灯プランで契約をしているはずです。

なので乗り換え時に解約金や違約金はかかりません
一度でも契約プランの変更や乗り換えをしたことがある方は解約金や違約金が発生するか契約内容をよくご確認ください。
ただ、電力会社乗り換えで発生する違約金は高くても数千円程度です。
仮に電気の乗り換えにより、年間数万円近い節約効果が期待できるのであれば、違約金を支払ってでも乗り換えた方がお得です。
電力会社乗り換え時に発生する解約金や違約金については以下の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】賃貸住宅でもベストな電力会社を選択可能
基本的には賃貸住宅でも電力会社の乗り換えが可能です。
賃貸住宅で電気の乗り換えができないケースは以下の通りです。
- 高圧一括受電契約の賃貸住宅にお住いの方
- 家賃の中に電気代が含まれる契約を結んでいる方
- 大家さんが一括で電気代を支払っている場合
上記ケースに当てはまらない方は、自由に電力会社を選べます。

大家さんや管理会社への連絡も必要ありません
初めての電力乗り換え時に必要になるスマートメーター設置工事についても、賃貸住宅でも問題なく行えます。
原状回復も必要ありません!
電力会社の乗り換えは一度行えば、ずっと節約効果が続くのでコスパが良い節約テクニックです。
電気の乗り換えをするときには、電気代比較サイトを利用すると簡単に電力会社の料金プラン比較ができるので便利です。
電気代比較サイトはいくつかありますが、中でもエネチェンジは登録されている電力会社の数が多く、より正確なシミュレーション結果を作成してくれます!
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Author:たじみゆ 投稿一覧
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