ゲーム脳なんて言葉もあったし心配……
ゲーム人口が増えCMやYouTubeでもゲームに関する情報を目にする機会が多い中、子供が
とはいえ、親の立場からすれば「やらせて大丈夫?」「悪影響ってないの?」って心配になりますよね。
本記事では、子供にゲームをやらせるメリット、デメリットを実体験をもとに解説していきます。
- 子供がゲームをやりたがっている方
- 子供にゲームをやらせるか迷っている方
- 子供にゲームをさせて悪影響がないか知りたい方
子供にゲームをやらせるメリット・良い影響
まずは子供にゲームをやらせるメリット・良い影響を5つ紹介していきます!
- 子供のときからゲームが大好きだった私自身の体験談
- 2022年時点で年長の子供の様子を見た感想
集中力が高くなる
ゲームの種類によっては、プレイを通じて集中力を高められます。
- わずかなミスも許されないボタン操作
- リアルタイムで変わっていくゲーム内での素早い状況判断
確かに話かけて返事をしてくれないのは困りますが、逆に言えば集中力をそれだけ高めているとも言えます!
ゲームで集中力を高める方法を身につければ、成長してから勉強や部活でも集中力を発揮できるかもしれません。
たじみゆ
計画性が高くなる
ゲームをしていると計画性が高くなります。理由は以下の2つです。
- ゲーム内で効率よくプレイするために計画するから
- ゲームをする時間を作るために実生活でも計画するから
ゲームに勝つためには最終目標から逆算して細かい計画を立てる必要もあります。
たじみゆ
たじみゆ
自分でやりたいこと、やるべきことを整理し計画できるようになったおかげで、私は今もフリーランスとして仕事ができています。
平日15分~1時間程度ゲームをする子と平日はゲームをしない子では、前者の方が偏差値60以上の高校に進学する割合が高いというデータもあります。
参考
ゲームで学力は低下する? 大規模調査で「1日1時間以内ならむしろ好成績」株式会社朝日新聞社
ストレス解消になる
ゲームをするとストレス解消になります。
ゲームで勝つとスカッとするからという理由だけではなく、単純に自分がやりたいことをしている時間って楽しいですよね。
- 夜、ゲームするために家事・育児頑張ろう
- 早起きするのは眠いけど朝のうちに仕事を終わらせよう
私が学生のときは、学校が辛くても自宅に帰ってホッとしてゲームをしていると、何となく嫌な感情も薄まっていました。
学校という狭く逃げにくい社会で毎日頑張っている子供の趣味のひとつとして、ゲームを認めてあげてほしいです。
友達との話題作りになる
小学生低学年~中学年くらいになると、子供同士でゲームの話をする機会も増えます。
たじみゆ
- 新しいゲームの話
- ゲームの攻略情報
子供と仲の良い友達がゲームを持ち始めたら、コミュニケーションツールとしてゲームを買ってあげても良いかもしれません。
またオンラインゲームで他人とコミュニケーションを取ることで、オフラインでも社会的な会話や行動を取れるようになるというデータもあります。
参考
オンラインゲーム上の対人関係が現実生活の社会性および攻撃性に及ぼす影響筑波大学
ゲームがきっかけで知識が身につく
ゲームは何の役にも立たないってわけでなく、ゲームを通じて知識が身につくときもあります。
- 桃鉄:地理を学べる
- 三国無双・戦国無双:歴史を学べる
たじみゆ
子供にゲームをやらせるデメリット・悪い影響
子供にゲームをやらせる際にはデメリットも把握しておく必要があります。
デメリットを4つ紹介していきます。
ゲームには依存性がある
私もゲームをするからわかるのですが、ゲームには依存性があります。
- 早くゲームがやりたくて他のことがおろそかになる
- ゲームをしたくてイライラする
WHOも2018年6月にゲーム依存症を病気として認定しました。
参考
ゲーム依存症 ~今話題の健康ワード!~特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
子供がゲームに依存してしまうと、生活や勉強に支障が出るかもしれません。
たじみゆ
運動不足につながる恐れがある
子供がゲーム好きになってしまうと、外で遊ぶ時間が減り運動不足になる可能性もあります。
たじみゆ
調査年度 | 2018年 | 2019年 |
---|---|---|
小5男子 | 54.2点 | 53.6点 |
小5女子 | 55.9点 | 55.6点 |
上記のようにテストの結果が下がったのは、スクリーンタイムの時間の増加も理由のひとつだと言われています。
参考
令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書スポーツ庁
たじみゆ
- ゲームじゃなくて漫画を読むのはOKなのか?
- 子供の数も減ってるし学童の子もいるし、昔みたいに公園や学校でワーワーみんなで遊ぶ時代ではない
ゲームが悪いんじゃなく、運動不足になりそうなくらいずっとゴロゴロしている子供があまり良くないんじゃないかな、と思います。
ゲームだろうがスマホだろうが漫画だろうが、健康に影響出るくらい子供がのめり込んじゃったら止めてあげましょう。
視力低下につながる恐れがある
ゲームをしていると子供の視力が低下してしまう、と心配する親御さんも多いですよね。
- ゲームの時間を決める
- ゲーム以外のスクリーンタイムも増やし過ぎない
ただゲームをする近視になるというエビデンスは今のところないようです。
たじみゆ
参考 ゲームは目に悪いか川本眼科 ただ「証明がない=YesでもNoでもない」ということなので、ゲームを長時間ぶっ続けで毎日やらせるのは避けた方が良いでしょう。テレビゲームが近視を進行させるという証明はありません
ちなみに私は幼稚園くらいからゲームをしていますが、視力が良く1.5くらいあります。
たじみゆ
思わぬトラブルにつながる可能性がある
子供がゲームのせいで、友達トラブルやSNSトラブルに巻き込まれる可能性もありますよね。
- 子供と友達がゲームの貸し借りでトラブルを起こす
- オンラインゲームを通じて知らない人と仲良くなってオフ会したいなんて言い出す
こんな可能性もゼロではありません。
たじみゆ
- 低学年のうちは友達の家にゲームは持って行かない
- オンラインゲームをプレイするときはリビングでやる
ゲームを全て禁止にするリスク
ゲームをしない親御さんの場合、こんな風に考えるかもしれません。
ただゲームを全て禁止にするのもリスクがあります。詳しく確認していきましょう。
ゲームを持つ友達に執着してしまう
自分の家でゲームができない子の中には、ゲームができる友達とばかり遊びたがる子もいます。
- ゲームがある友達の家でばかり遊びたがる
- ゲーム以外の遊びを嫌がる
友達と遊ぶ時間=ゲームを唯一楽しめる時間となってしまうわけです。
親が禁止にしても意味がないですし、子供の友達同士でも不満を持たれてしまうかもしれません。
私は覚えてないのですが、母が「○○ちゃん(小学校の友人)はゲームやりだすと、順番変わらず独占してた!」なんて愚痴半分思い出半分の話をするときもあります。
ゲームを禁止するのであれば、友達と遊ぶときには我が子がどんな様子か軽く探りを入れるのが良さそうです。
大人になってゲーム依存になる可能性もある
子供のときにゲームを禁止していたとしても、いつか子供は自立します。
「ゲームをやりたいけどやらせてもらえなかった」という気持ちを抱えたまま自立をすると、大人になってからゲームにのめりこむ恐れがあります。
ゲームを全て禁止すると、以下のような折り合いの付け方を学べません。
- ゲームなど自分がやりたいこと
- 勉強など自分がやるべきこと
親がある程度管理できる子供のうちに、自分の欲求との付き合い方を身につけておく方が良いはずです。
【まとめ】子供にゲームをやらせるならルールが必要
子供にゲームをやらせるのはメリットとデメリットがあります。
ただデメリットに関してはゲームそのものが悪いのではなく、ゲームのやらせ方や親子間のルール設定に問題があるケースも多いです。
- ゲームには良い影響もたくさんあるので全面的な禁止は避ける
- ただしやらせるときにはルールを決めておく
親子で納得できるルールを決めて楽しいゲームライフを過ごせると良いですね!