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子供がゲームをやりがたるけど、やらせても良いのかな? ゲーム脳なんて言葉もあったし心配……
本記事では上記のようにお悩みの方に向けて、子供にゲームをやらせるメリットとデメリットを紹介していきます。
ゲーム人口が増えCMやYouTubeでもゲームに関する情報を目にする機会が多い中、子供が「ゲームをやってみたい!」というのはある意味、当然です。
とはいえ、親の立場からすれば「やらせて大丈夫?」「悪影響ってないの?」って心配になりますよね。
本記事では、子供にゲームをやらせるメリット、デメリットを実体験をもとに解説していきます。
なお、子供のころからゲーム大好きだった私としては、子供が希望するならゲームをやらせたいです!
小学生低学年向けにおすすめのゲームは「小学生低学年におすすめの人気ゲーム7選【家族・友達で盛り上がるタイトルは?】」で紹介しているので、ご参考ください。
- 子供にゲームをやらせるメリット
- 子供にゲームをやらせるデメリット
- 子供のゲームをすべて禁止にするリスク
子供にゲームをやらせるメリット・良い影響
まずは子供にゲームをやらせるメリット・良い影響を5つ紹介していきます!
なお、メリットや良い影響は子供のときからゲーム大好きだった私自身の体験談や子供にゲームをやらせたときの体験をもとに書いています。
ゲームをやらせるメリットや良い影響は、下記の通りです。
- 集中力が高くなる
- 計画性が高くなる
- ストレス解消になる
- 友達との話題作りになる
- ゲームがきっかけで知識が身につく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
集中力が高くなる
ゲームの種類によっては、プレイを通じて集中力を高められます。
- わずかなミスも許されないボタン操作
- リアルタイムで変わっていくゲーム内での素早い状況判断
上記を行うために、ゲーム中は集中力を研ぎ澄ましています。
ゲーム中に話しかけても子供が返事しない!
こんな風にイライラしちゃう親御さんもいるのではないでしょうか。
確かに話かけて返事をしてくれないのは困りますが、逆に言えば集中力をそれだけ高めているとも言えます!
ゲームで集中力を高める方法を身につければ、成長してから勉強や部活でも集中力を発揮できるかもしれません。
子供が何かひとつのことに夢中になれるってすごいことですよ
計画性が高くなる
ゲームをしていると計画性が高くなります。理由は以下の2つです。
- ゲーム内で効率よくプレイするために計画するから
- ゲームをする時間を作るために実生活でも計画工夫するから
ゲームをプレイしていると、常に状況判断を迫られます。
特にシミュレーションゲームなんかでは、ち密な計画が必要です
また1日24時間しかない時間を有効活用し、少しでもゲームをするために勉強などのやるべきことを計画的にこなす子もいるでしょう。
何を隠そう私がそのタイプでした。
小さいころから文房具や手帳が好きなこともあって、小学生高学年くらいから毎日自分がやるべきことをメモしてその通りに行動していました。
自分でやりたいこと、やるべきことを整理し計画できるようになったおかげで、私は今もフリーランスとして仕事ができています
平日15分~1時間程度ゲームをする子と平日はゲームをしない子では、前者の方が偏差値60以上の高校に進学する割合が高いというデータもあります。
ストレス解消になる
ゲームをするとストレス解消になります。
ゲームで勝つとスカッとするからという理由だけではなく、単純に自分がやりたいことをしている時間って楽しいですよね。
- 夜、ゲームするために家事・育児頑張ろう
- 早起きするのは眠いけど朝のうちに仕事を終わらせよう
大人になった今でもこんな風にゲームが私のモチベーションになっています。
私が学生のときは、学校が辛くても自宅に帰ってホッとしてゲームをしていると、何となく嫌な感情も薄まっていました。
学校という狭く逃げにくい社会で毎日頑張っている子供の趣味のひとつとして、ゲームを認めてあげてほしいです。
友達との話題作りになる
小学生低学年~中学年くらいになると、子供同士でゲームの話をする機会も増えます。
上に兄弟のいるご家庭なんかは、子供のゲームデビューも早めです
- 新しいゲームの話
- ゲームの攻略情報
ゲームを持っていないと、こんな話題についていけない可能性もあります。
子供と仲の良い友達がゲームを持ち始めたら、コミュニケーションツールとしてゲームを買ってあげても良いかもしれません。
またオンラインゲームで他人とコミュニケーションを取ることで、オフラインでも社会的な会話や行動を取れるようになるというデータもあります。
ゲームがきっかけで知識が身につく
ゲームは何の役にも立たないってわけでなく、ゲームを通じて知識が身につくときもあります。
- 桃鉄:地理を学べる
- 三国無双・戦国無双:歴史を学べる
上記のように知識の他にも、ゲームの攻略を通じて思考力や問題解決力も高められます。
「ゲーム=役に立たない」ではなく、どうやって役立たせるか考えてあげられると良いですね
また知識以外にも、論理的思考力や創造力なども身につくはずです!
子供にゲームをやらせるデメリット・悪い影響
子供にゲームをやらせる際にはデメリットも把握しておく必要があります。
デメリットは、下記の4つです。
- ゲームには依存性がある
- 運動不足につながる恐れがある
- 視力低下につながる恐れがある
- 思わぬトラブルにつながる可能性がある
それぞれ紹介していきます。
ゲームには依存性がある
私もゲームをするからわかるのですが、ゲームには依存性があります。
- 早くゲームがやりたくて他のことがおろそかになる
- ゲームをしたくてイライラする
新しいゲームを買ったときには、大人の私でも上記のようになります。
子供がゲームに依存してしまうと、生活や勉強に支障が出るかもしれません。
ゲームをやらせるときには、ルールを決めてゲーム以外の時間も大切にさせたいですね
運動不足につながる恐れがある
子供がゲーム好きになってしまうと、外で遊ぶ時間が減り運動不足になる可能性もあります。
私も子供のときからゲーム好きですが、運動は苦手だし嫌いです……
実際に2019年度にスポーツ庁が実施した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」では、小学5年生の体力テスト合計点のデータが前回調査時より下がっています。
調査年度 | 2018年 | 2019年 |
---|---|---|
小5男子 | 54.2点 | 53.6点 |
小5女子 | 55.9点 | 55.6点 |
上記のようにテストの結果が下がったのは、スクリーンタイムの時間の増加も理由のひとつだと言われています。
スクリーンタイムなのでゲームの時間も含まれています……
- ゲームじゃなくて漫画を読むのはOKなのか?
- 子供の数も減ってるし学童の子もいるし、昔みたいに公園や学校でワーワーみんなで遊ぶ時代ではない
ゲーム好きの人間の意見としては、ゲームだけが悪いわけじゃないって思ってます。
ゲームが悪いんじゃなく、運動不足になりそうなくらいずっとゴロゴロしている子供があまり良くないんじゃないかな、と思います。
ゲームだろうがスマホだろうが漫画だろうが、健康に影響出るくらい子供がのめり込んじゃったら止めてあげましょう。
視力低下につながる恐れがある
ゲームをしていると子供の視力が低下してしまう、と心配する親御さんも多いですよね。
- ゲームの時間を決める
- ゲーム以外のスクリーンタイムも増やし過ぎない
上記を意識すると良いかもしれません。
愛知県にある川本眼科さんのHPには、下記のように書かれていました。
テレビゲームが近視を進行させるという証明はありません
川本眼科
ただ「証明がない=YesでもNoでもない」ということなので、ゲームを長時間ぶっ続けで毎日やらせるのは避けた方が良いでしょう。
ちなみに私は幼稚園くらいからゲームをしていますが、視力が良く1.5くらいあります。
両親共に目が良いので遺伝が大きいかと思います
弟と妹がいますが、2人ともゲーム好きにも関わらず視力が良いです。
思わぬトラブルにつながる可能性がある
子供がゲームのせいで、友達トラブルやSNSトラブルに巻き込まれる可能性もありますよね。
- 子供と友達がゲームの貸し借りでトラブルを起こす
- オンラインゲームを通じて知らない人と仲良くなってオフ会したいなんて言い出す
こんな可能性もゼロではありません。
親としては子供が少しでも危険な目にあうのは避けたいですよね……
ただこれもゲームが悪いのではなく、ゲームのやらせ方に問題があるはずです。
- 低学年のうちは友達の家にゲームは持って行かない
- オンラインゲームをプレイするときはリビングでやる
こんな風にゲームをやるときのルールを決めれば、リスクを避けられるのではないでしょうか。
ゲームを全て禁止にするリスク
ゲームをしない親御さんの場合、こんな風に考えるかもしれません。
ゲームは悪影響しかないから禁止にしたい!
ただゲームを全て禁止にするのもリスクがあります。詳しく確認していきましょう。
ゲームを持つ友達に執着してしまう
自分の家でゲームができない子の中には、ゲームができる友達とばかり遊びたがる子もいます。
- ゲームがある友達の家でばかり遊びたがる
- ゲーム以外の遊びを嫌がる
友達と遊ぶ時間=ゲームを唯一楽しめる時間となってしまうわけです。
私は覚えてないのですが、母が「○○ちゃん(小学校の友人)はゲームやりだすと、順番変わらず独占してた!」なんて愚痴半分思い出半分の話をするときもあります。
ゲームを禁止するのであれば、友達と遊ぶときには我が子がどんな様子か軽く探りを入れるのが良さそうです。
大人になってゲーム依存になる可能性もある
子供のときにゲームを禁止していたとしても、いつか子供は自立します。
ゲームを全て禁止すると、「ゲームなど自分がやりたいこと」と「勉強など自分がやるべきこと」の折り合いのつけ方を学べない恐れがあります。
親がある程度管理できる子供のうちに、自分の欲求との付き合い方を身につけておく方が良いはずです
【まとめ】子供にゲームをやらせるならルールが必要
子供にゲームをやらせるのはメリットとデメリットがあります。
ただデメリットに関してはゲームそのものが悪いのではなく、ゲームのやらせ方や親子間のルール設定に問題があるケースも多いです。
- ゲームには良い影響もたくさんあるので全面的な禁止は避ける
- ただしやらせるときにはルールを決めておく
この2つが大切だと感じました。
親子で納得できるルールを決めて楽しいゲームライフを過ごせると良いですね!