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「シビル・ウォー アメリカ最後の日」は2024年10月4日から日本で公開される映画です。
注目を集め続けているA24が過去最大の製作費を費やした映画であり、特に音がすごいと言われています
音がすごいとは前評判で知っていたものの日程が合わず、私は通常版を観てしまいました。
これから観る人は、IMAXかDolbyで観ることを強くおすすめします。
シビル・ウォーって言われたら、MARVEL映画思い出しちゃうよ
普段そもそもサブスク配信観てるから映画館に行くだけで良いよね、通常版で良いよ
こんな風に思っている人に向け、シビル・ウォー アメリカ最後の日の感想をネタバレなしで紹介していきます。
シビル・ウォー アメリカ最後の日はどんな映画?
シビル・ウォー アメリカ最後の日は、内戦が勃発したアメリカを描いた映画であり、A24が史上最高の製作費を投じたことで注目を集めています。
監督・脚本は「エクス・マキナ」で有名なアレックス・ガーランドであり、本作品もあくまでも舞台は近未来のアメリカとされています。
大統領選を控えたアメリカにとって現実味が強く、アメリカで映画が公開された後は2週連続No.1を記録しました!
シビル・ウォーは断然IMAXかDolbyで観るのがおすすめ
本記事の冒頭でも紹介しましたが、シビル・ウォー アメリカ最後の日は通常版ではなく、IMAXやDolbyで観ることをおすすめします。
IMAXもDolbyも劇場タイプのひとつであり、通常のスクリーンと比較して映像・音響の質が高いのが特徴です
少しでも臨場感を高めるために、音響の質が良いIMAXかDolbyで観るのが良いでしょう。
時間・予算の関係で通常版を観る人はできるだけ大きなスクリーンがおすすめ
時間や予算の関係で通常版を観る人は、できるだけ公開から日が浅いうちに劇場に行き、大きなスクリーンで観るのがおすすめです。
シネコンにあるような大きなスクリーンの方が、映画の迫力を味わえるはずです
公開から日が経ち終了が近づくと、本数も減ってきますし小さなスクリーンで上映されるようになるので、できるだけ早く映画館に足を運ぶのが良いでしょう。
IMAXかDolbyかで悩んだらDolbyがおすすめ
シビル・ウォー アメリカ最後の日をIMAXとDolbyのどちらで観ようか悩んでいる人は、Dolbyで観るのが良いでしょう。
IMAXとDolbyは通常版と比較して、映像や音響に優れている特徴がありますが、それぞれ下記のように違いがあるからです。
- IMAX:通常より大きなスクリーンで迫力ある映画を楽しめる
- Dolby:黒の表現、位置情報を与えられ空間を感じられるサウンドが特徴
IMAXは通常版よりもスクリーンが大きく、IMAX専用カメラで撮影する必要があります。
Dolbyは暗い映像を表現しやすいのも特徴ですが、複数台のスピーカー配置による立体的かつ移動する音響を楽しめるのが特徴です。
そのため、どちらの劇場で観るか悩んだ場合は、立体音響が特徴のDolbyで観るのが良いでしょう。
Dolby規格の劇場は座席の色まで統一されており、映画の世界観に没入できるように工夫されているのも魅力です
そもそもIMAX・Dolbyって何がすごいの?
IMAXもDolbyもスクリーンの種類であり、鑑賞時には通常料金に加えて、IMAXやDolbyの料金を払う必要があります。
追加料金を払うほどなのかな?
IMAXもDolbyも劇場が限られていて、観たことないんだよね
こんな人向けに、IMAXとDolby劇場の特徴や違いについて解説します。
IMAX
IMAXは、通常よりも大きく迫力あるスクリーンが特徴となっています。
カメラ・スクリーンがそれぞれIMAX規格となることで、迫力ある映像を届けられる仕組みとなっています
IMAXが得意な映画監督としては、クリストファー・ノーランが有名で、オッペンハイマーやTENETなど近年の作品もIMAXで撮影されています。
IMAXはスクリーンが大きく、視界いっぱいがスクリーンで埋まるので、ハラハラするアメコミ作品やアクション映画などと相性が良いです
音響に関してもIMAX規格となっており、12chサウンドシステムで迫力ある音を楽しめます。
音響について考えた場合も、やはりアクション映画との相性が良いです。
Dolby
Dolbyとは「Dolby Cinema(ドルビーシネマ)」とも呼ばれ、映像や音響をDolby規格に合わせているのが特徴です。
具体的には、下記の特徴があります。
映像 | ・くっきりとした色彩表現が可能 ・通常の劇場の500倍ものコントラスト比 ・明るい映像を美しく見せるだけでなく深い黒を描くのも得意 ・HDR映像で細部まで描くことが可能 |
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音響 | ・複数台のスピーカーを設置し、音を流すときに空間位置情報も登録可能 ・複数のスピーカーで連続して音を流すことができる ・音が移動していっているような感覚を味わうことが可能 |
劇場 | ・座席など劇場内のインテリアもこだわり抜かれている ・映画の世界観に没入する仕組みがほどこされている |
色彩がハッキリしたシーンだけでなく、暗い映像のシーンが多い映画や音や世界観を楽しみたい映画を観るのにおすすめです。
なお、Dolby対応のスクリーンは、2024年時点で日本に10箇所しかないので、物理的な問題でDolbyシネマを選択できないケースもあります。
その場合は、IMAXを観ましょう!
IMAXスクリーンは大手シネコンであれば、導入しているところも多いです!
【ネタバレなし】シビル・ウォー アメリカ最後の日の感想
ここからは実際にシビル・ウォー アメリカ最後の日を観た感想をネタバレなしで紹介していきます。
- 戦場カメラマン目線で描かれていてリアルさが増している
- 軍人でもなく一般市民でもなく中立視点で観られるので没入感がある
- 戦場のリアルな音と無音・のどかな音楽の対比がすごい
- 戦場カメラマンという仕事・生き方についても考えさせられた
それぞれ詳しく紹介していきます。
戦場カメラマン目線で描かれていてリアルさが増している
「音がすごいらしい」くらいだけの前情報で映画を観に行ったのですが、ストーリーは戦場カメラマン目線で進んでいきます。
軍人でもなく一般市民でもなく中立視点で観られるので没入感がある
シビル・ウォーは軍人目線でも一般市民目線でもなく、戦場カメラマンという中立視点で描かれているため、没入感があります。
カメラを通じて戦争を見ている俳優陣と劇場のスクリーンで映画を観ている私達がマッチしていて初めて味わう感覚でした
戦場のリアルな音と無音・のどかな音楽の対比がすごい
シビル・ウォーは戦場のリアルな音声が臨場感たっぷりですごいのですが、のどかな音楽が流れるシーンもあります。
ちなみに、のどかな音楽が流れるシーンは、内容自体はのどかでも何でもなく普通に戦闘中です。
たた、映像やストーリーとある意味ちぐはぐな音楽が流れることによって、今この瞬間も生きている、時間が流れているということを不思議と実感できる気がしました。
戦争中はハラハラする映像ばかりですが、途中は美しい風景や笑顔の住民が映されているのも印象的でした
戦場カメラマンという仕事・生き方についても考えさせられた
シビル・ウォーを観て、戦場カメラマンの仕事や生き方について考えさせられました。
今まで戦場カメラマンと言えば渡部陽一さんくらいしか知らず、知っていても別にそれほど興味を持ったこともありませんでした。
戦争のように、存在は知っているものの自分にとってリアル感のないものだったんです
しかし、シビル・ウォーで戦場カメラマンの撮影する様子を観て、こんなにも戦争を近くで体験するのかと思いました。
加えて、映画内で撮られた写真を観て、私達が本やネットニュース、新聞で観る戦地の写真は誰かが実際に撮影したものであると強く感じました。
情けないのですが、戦争については別世界の出来事のように自分の遠くにおいていて、これまで戦地の写真を観ても「かわいそう」と漠然としか思えなかったんです
しかし、写真に写っている人もそれを撮影した人も生身の人間であり、私と同じ地球上に住んでいることを映画を通じて実感し、何だかすごく怖くなりました。
映画を見終わった後はドッと疲れてしまい、私は映画を観て「面白かった」「感動した」と言うだけで良いのだろうかとも悩みました。
【まとめ】戦場カメラマンという設定が新鮮だった
ストーリーについての前情報はそれほど調べないで行きましたが、非常に見ごたえのある作品でした。
戦争映画でもパニック映画でも、感動的な映画でもなく、あくまでも中立的な立場から戦争を描いているため没入感を味わえたのだと思います。
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」は日本でも注目を集めており、10月4日から10月6日の国内映画ランキングでは、初登場1位を記録したそうです。
今後もSNSなどでじわじわと注目を集め、ヒットすれば良いなと思っています!
この記事を読んで「シビル・ウォー アメリカ最後の日」気になると思った人は、ぜひIMAXかDolbyで映画を観てください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました