ヴェノム ザ ラストダンスのテーマのひとつ!?靴に関することわざについて

ヴェノム ザ ラストダンスのテーマのひとつ!?靴に関することわざについて

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

たじみゆ
たじみゆ

ヴェノム ザ ラストダンスを先行上映で観てきました!
過去作も大好きだったので、非常に満足しています

本記事では、ヴェノム ザ ラストダンスのネタバレなし感想および、ちょこっとネタバレありでヴェノム ザ ラストダンスで印象的だった「エディの靴」について書いています。

ヴェノム ザ ラストダンスは、マーベルコミックスのダークヒーロー、ヴェノムを主人公とした人気シリーズの第3作目でありシリーズ最終章です。

  • 公開日:2024年11月1日(金)から
  • 先行上映:2024年10月25日(金)から2024年10月27日(日)

ストーリーとしては前作である「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の最後を引き継ぎ、アベンジャーズのユニバース(アース199999)に飛ばされ再びもとのユニバース(アースナンバー不明)に戻るところから始まります。

個人的には、ヴェノム ザ ラストダンスはシリーズ最終作として盛り上がりを見せつつ、単体でもロードムービー・バディものとして成立しており非常に満足できました。

本記事では、ヴェノム ザ ラストダンスのネタバレなし感想や映画内で多く出てきた「靴」について取り上げます。

この記事でわかること
  • ヴェノム ザ ラストダンスのネタバレなし感想
  • ヴェノム ザ ラストダンスのテーマのひとつである「靴」に関することわざ・名言
  • ヴェノム ザ ラストダンスを最大限楽しむために押さえておきたい過去作

Table of Contents

【ネタバレなし】ヴェノム ザ ラストダンスの感想

まずは、ネタバレなしでヴェノム ザ ラストダンスの感想を紹介していきます。

エディとヴェノムが愛おしすぎる

過去作でも感じていたことですが、エディとヴェノムの軽い掛け合いや罵り合い、互いを想う気持ちを今作でも感じられます。

ヴェノムシリーズ2作目「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でも言えたことですが、黒くてテカテカ、あんなに強い癖にヴェノムが可愛すぎます。

以下、印象的だったシーン(ストーリー大筋とはそんなに関係ないです)。

  • 犬を見たヴェノムが「可愛い」「絶対これは食べない」というシーン
  • ヴェノムが歌うシーン
  • ヴェノムが踊るシーン
たじみゆ
たじみゆ

個人的にはヴェノムがノリノリで歌うシーンが好きですね

2人の関係は「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のラストでそれぞれを相棒と認めるところまで行ったのですが、それが今作でも引き継がれています。

シリーズの最終作ということもあって、エディとヴェノムは互いに思いやり、まさに「相棒」です。

恋愛要素は一切なし!

ヴェノム ザ ラストダンスでは、これまで出演していたエディの元恋人(演ミシェル・ウィリアムズ:)が出演しません。

たじみゆ
たじみゆ

元恋人とその婚約者は地味に好きだったので、出演しないのは残念でした……

ただ2時間弱の尺の中でエディの恋愛に割く時間がない分、エディとヴェノムの関係性を丁寧に描いています。

たじみゆ
たじみゆ

ヴェノムがエディに役立たない恋愛アドバイスをするのも好きなのですが、これはこれで良かったです

家族愛や人生観については考えさせられるシーンも

ヴェノム ザ ラストダンスは恋愛についての描写は一切ない一方で、家族愛や人生観については考えさせられる展開になっていました。

道中エディを車に乗せてくれる宇宙人が大好きな家族やエリア55の博士(演:ジュノー・テンプル)が持っている双子の兄に対する思いなど。

MEMO

それぞれ大切なもの、好きなものがあること、それが自分の人生の核になっていることを映画内で感じさせられました。

同時に「ある日突然シンビオートが寄生しちゃった」ということがある種自分のアイデンティティや人生の軸になっているエディは、この先どこに向かっていくのかとも考えてしまいます。

たじみゆ
たじみゆ

エディはMARVEL作品の主人公の中でも、自分の意思ではなくヴェノムに寄生され流された結果の人生を歩まされているという印象を持ちました

極論ですが、エディが自分の意思100%で行動するのなんて、元婚約者のパソコンから極秘情報を盗んで記事にするシーンくらいですよね。

やりたい放題で自分の大切な人も救ったデッドプールや悲しい結果を伴うけれど自分の大切な人、世界を救う決断をしたアイアンマンやトム・ホランドのスパイダーマンとはやはり違うと感じます。

衝撃の事実!ヴェノムがエディに寄生してから1年しか過ぎていない

ヴェノム ザ ラストダンスを観て地味に驚いたのは、エディにヴェノムが寄生してからたったの1年しか経っていなかったという事実。

たじみゆ
たじみゆ

思ったより超短い!

映画で描かれた内容以外にどんな時間を過ごしてきたんだろう、ちょいちょいヴェノムとエディが別の映画を言及することもありますが、2人で映画を観たこともあるんだろうなと考えてしまいます。

【若干ネタバレあり】H2:ヴェノムではエディの靴が要素のひとつになっている

ヴェノムではエディが靴をよく失くしたり壊したりします。

後述しますが、靴は自分の人生を示す暗喩であり、エディの流されていく人生、しっくりとこない人生がエディの靴を通じて表現されていました。

映画内のエディの靴事情は、下記のように進みます。(こちらはストーリー順に沿っているので、若干のネタバレありです。ただ、物語の根幹に関するネタバレはしていません)

エディの靴
  • 序盤は履いていたサンダル(クロックス?)を片方犬に食べられる
  • 敵のブーツを履いて逃避行に出る
  • 逃亡劇の最中にブーツは行方不明+裸足になる
  • 宇宙人大好き一家から靴をプレゼントしてもらう
  • スーツを奪うと共に靴を入手するが……

それぞれ詳しく書いていきます。

序盤は履いていたサンダル(クロックス?)を片方犬に食べられる

序盤では、地元のギャングが捕獲していた闘犬用の犬に自分のサンダルを片足分食べられてしまいます。

たじみゆ
たじみゆ

その前には自分のサンダルを投げて、敵に命中させています

自分の靴を失ったシーンから、エディの靴事情がどんどん悲惨なものになっていきます。

敵のブーツを履いて逃避行に出る

サンダルを片足分失ってしまい、エディはヴェノムが勧めてきた敵のブーツを履いて逃げ出します。

半袖シャツ+短パンに似合わないウェスタンブーツという服装は、ちぐはぐな人生やこれからの不穏な流れを印象付ける効果がありました。

逃亡劇の最中にブーツは行方不明+裸足になる

逃亡劇の最中、敵から追われブーツを両足とも失くし、裸足になってしまいます。

たじみゆ
たじみゆ

荒野から裸足でニューヨークに行こうとするのですが、無茶です

宇宙人大好き一家から靴をプレゼントしてもらう

その後、エディは宇宙人大好きの家族と会い、一緒に旅をするのですが別れるときに靴をプレゼントしてもらえます。

家族はヒッピー系というか自然派系であり、プレゼントされたサンダルも正直ぼろいです。

たじみゆ
たじみゆ

エディもありがたいけども……というリアクションをするし、ヴェノムにいたっては「突き返せ!」と言っています

やはりこの時点でもしっくりこない借り物の靴でしかありません。

スーツを奪うと共に靴を入手するが……

その後、ラスベガスで上等なスーツと共に靴も入手するのですが、この靴には持ち主の男性の尿が付着しています。

たじみゆ
たじみゆ

見た目が良くても履きたくない靴ですね……

物語の終盤までエディの靴は借り物の靴や他人の尿まみれの靴など、自分に合わない靴ばかりです。

たじみゆ
たじみゆ

エディとヴェノムのお先真っ暗感、どこまでも悪い方に流されていく感じが靴とともに表現されていました

靴は人生を象徴している?靴に関する名言・ことわざ

私は恥ずかしながら安い靴を履き潰しては次の靴を買い直すタイプなのですが、靴にこだわっている人も多いですよね。

昔から、靴は人生を象徴するもののひとつとして扱われ、国内海外問わず靴に関する名言やことわざも多くあります。

いくつか見ていきましょう。

その人が履いている靴は、その人の人格そのものである

「その人が履いている靴は、その人の人格そのものである」とは、イタリアのことわざです。

靴を見ることで、下記を分析できるので、結果としてその人の人格までわかるという意味です。

  • 細部まで気配りができるか
  • 自己管理能力があるか
  • その人の価値観
  • 服装や持ち物との一貫性
たじみゆ
たじみゆ

世界的に人気の靴ブランドが多いイタリアならではの、ことわざですよね!

靴のどの場所が痛むのかは、履いているものしかわからない

「靴のどの場所が痛むのかは、履いている人しかわからない」は、英語では”Only the wearer knows where the shoe pinches” と表現され、人生の経験や個人的な問題に関することわざです。

たじみゆ
たじみゆ

「その人の苦悩や悩みについては、その人自身しかわからないということを常々意識せよ」ということわざですね

素敵な靴は、あなたを素敵な場所へと連れて行ってくれる

「素敵な靴は、あなたを素敵な場所へと連れて行ってくれる」ということわざは、イタリア由来のことわざです。

靴の重要性を示すだけでなく、靴が出会いや行動のきっかけになることも表しています。

たじみゆ
たじみゆ

同時に、見た目にこだわる重要性や細部までこだわる重要性も示しています

二足の草鞋を履く

「二足の草鞋を履く」とは日本のことわざで、江戸時代に賭博師が在任を取り締まる役人を兼ねていたことが語源とされています。

たじみゆ
たじみゆ

複数のやるべきことや仕事を両立している人を表す言葉です!

近年では、マルチに活動する人も増えてきていますし個性を重視する社会になりつつあるので「二足の草鞋を履く」ということわざはポジティブな意味で使われることが多いです。

ただし、日本では長年にわたり「石の上にも三年」というか、コツコツひとつのことを頑張り続ける職人文化が尊重されてきました。

そのため、使う相手やシーンによっては「二足の草鞋を履く」はネガティブな意味に伝わる恐れもあるので、使いどころに注意しなければなりません。

下駄を預ける

「下駄を預ける」とは、他者に物事の処理や責任を一任することを意味することわざです。

昔の人々が交渉や取引で他人の屋敷を訪問する際に下駄を預けていたことが由来とされています。

たじみゆ
たじみゆ

下駄を返してもらえないと帰宅できず動きが制限されるので、相手次第で行動が制限される意味となっています

「下駄を預ける」ということわざも「二足の草鞋を履く」と同様にポジティブにもネガティブにも使える表現です。

使いどころを間違えないようにしましょう。

「靴は人生を語る道具であり、文化そのものです」アレッサンドロ・ベルルッティ

「靴は人生を語る道具であり、文化そのものです」とは、イタリアの靴職人であるアレッサンドロ・ベルルッティの名言です。

言葉の通り、靴は単なる履物ではなくその人の人生や文化的背景を反映するものであると表現しています。

たじみゆ
たじみゆ

安い靴を買って履き潰すのを繰り返す私の行動にも「物を持ちたくない」「節約したい」といった気持ちが込められているんだと思います……

「いい靴を履いた女性は決して酷くならない」ココ・シャネル

「いい靴を履いた女性は決して酷くならない」はファッションデザイナーであるココ・シャネルの言葉です。

たじみゆ
たじみゆ

ココ・シャネルはこの言葉以外にも、ファッションに関する名言を数多く遺したとして知られています

ココ・シャネルも昔、伝記映画が公開されていましたよね。

伝記映画は結構好きなのですが、まだ観れていません。

「私にとって靴は常に自分らしくあるために最も重要だ。靴によって歩き方も、動き方も変わるから」トム・フォード

「私にとって靴は常に自分らしくあるために最も重要だ。靴によって歩き方も、動き方も変わるから」は、ファッションデザイナーおよび映画監督のトム・フォードの言葉です。

たじみゆ
たじみゆ

浅い感想ですが、何かを成し遂げる人は靴など細部にもこだわるのだなぁと思ってしまいます

ヴェノム ザ ラストダンスを観るならどの劇場がおすすめ?

最後に、2024年11月1日から公開されるヴェノムはどこの劇場で観るのか簡単に紹介していきます。

  • 通常シアター:料金を抑えつつ劇場で観たい人におすすめ!
  • IMAX:大画面で迫力ある映像を楽しみたい人におすすめ!
  • Dolby Cinema:ヴェノムの黒色や音声にこだわりたい人におすすめ!
  • 4DX:視覚以外でも臨場感を味わいたい人におすすめ!

私はIMAXにて先行上映で観ました。

MEMO

IMAXのアスペクト比は1.9:1であり、通常スクリーンの2.4:1と比較して正方形に近いスクリーンが特徴です。

たじみゆ
たじみゆ

通常のスクリーンと比較して画面が上下に広がることで、視界いっぱいがスクリーンになり没入感を味わいやすいです

また、音に関してもクリアかつ立体的に楽しめるIMAXサウンドが取り入れられています。

ヴェノムに関して言えば戦闘シーンなどは重低音が響いているな、と感じました。

ただ、IMAXで上映されている場合でも、すべてのシーンがIMAXカメラで撮影されているわけではありません。

たじみゆ
たじみゆ

IMAXカメラは非常に高額なので、全シーンをIMAXで撮影するのは現実的ではなく重要なシーンをIMAXカメラで撮影することが多いです

個人的には迫力ある映像や音を楽しめるIMAXで観れてよかったと感じましたが、追加料金が600円ほどかかるので鑑賞料金を抑えたい人は、11月1日以降に通常の劇場で観るのもありです。

ヴェノム ザ ラストダンスを最大限楽しむために押さえておきたい過去作

MARVEL作品って話題になるけど、過去作も観ていないとわからないのが辛いんだよね

1つの映画を楽しむのに、その前の何作もの映画やドラマを観ないといけないよね


この意見、めっちゃわかります。

特に最近のMCUはDisney+限定配信のドラマも履修していないと、意味がわからない作品も増えいています。(ドクター・ストレンジなんか特にその傾向がありました)

ただヴェノム ザ ラストダンスに関して言えば、MCUではなくSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)系列の作品であり、押さえておくべき過去作も下記の2つしかありません。

  • ヴェノム
  • ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

別のマルチバースから敵が来る、他の作品に出ていたキャラと戦うといったこともないので、ヴェノムはシリーズ過去作だけ観ておけばストーリーを十分楽しめます!

たじみゆ
たじみゆ

他のMARVEL作品を追っておくメリットは、エンドクレジット後のワンシーンもすべて楽しめるくらいでしょうか

ただ、エンドクレジット後のワンシーンはあくまでおまけ、ファンの考察要素となっているだけなので観なくてもストーリーには影響しません。

「ヴェノム最終作らしいし観とく?」と考えている人は、ぜひサブスクなどでヴェノムの過去作もお楽しみください。

2024年10月時点の配信状況は、下記の通りです。

ヴェノムヴェノム:
レット・ゼア・ビー・カーネイジ
Amazon Prime Videoレンタル・購入レンタル・購入
U-NEXT見放題レンタル
Netflix見放題見放題
Huluレンタルレンタル
Lemino(dTV)見放題見放題
Apple tv配信なし配信なし
Disney+配信なし配信なし

ヴェノム ザ ラストダンスについてよくある質問

最後に、ヴェノム ザ ラストダンスについてよくある質問を回答と共に紹介していきます。

ヴェノム ザ・ラスト・ダンスの対象年齢は?
ヴェノム ザ・ラスト・ダンスは15歳以上の人が鑑賞できます。

【まとめ】エディとヴェノムの旅は確かに終わってしまった

「ヴェノムシリーズ最終作」「最悪の最後」と謳っているだけあり、確かにエディとヴェノムの旅は終わりを迎えました。

正直な話、ヴェノムは娯楽映画、ヴェノムの怖可愛さを味わう映画だと思っていたのに最終作は手に汗を握り涙も流しました。

先行上映を観た帰りにこの記事を書いているのですが、今後数日間はヴェノムロスとなるはずです。

ただ、今回のヴェノムでもエンドクレジット後は映像が流れますし、次のMARVEL作品への布石は置かれています。

個人的には、MARVEL作品はMCUよりSSUが好きなので、今後もSSU作品に期待していきたいと思っています。

ヴェノムあんまり身近な人で観ている人が少ないので、ぜひ皆様にも観ていただきたいです!

たじみゆ
たじみゆ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です