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上記のようにお悩みの方に向けて、本記事ではWebライターがテストライティングに合格するコツを紹介していきます。
副業やフリーランスとしてWebライターの仕事を受ける際には、クライアントが応募者の実力をチェックするためにテストライティングを行う場合があります。
- テストライティングもしくは初回の仕事を受ける
- 高品質な納品・対応をして継続依頼を受ける
上記に成功すれば、継続案件を受注できるので営業コストを削減できます。
たじみゆ
ただ、初心者Webライターの場合はそもそもテストライティングにどうやったら合格できるかもあやふやで不安でいっぱいかと思います。
本記事では、Webライター歴7年目の筆者がテストライティングに合格するコツや注意点を紹介します。
- テストライティングに合格するコツ
- テストライティングに落ちる原因
- 絶対に受けてはいけないテストライティングの特徴
Webライターがテストライティングに合格するコツ
まずは、Webライターがテストライティングに合格するコツを7個にまとめました。
- レギュレーションを守る
- 誤字脱字しない
- 顕在ニーズ・潜在ニーズを意識する
- 掲載先サイトと文体を揃える
- 論理的で読みやすい文章を書く
- 納期より早めに出す
- 参考サイトや引用元を明記しておく
それぞれ詳しく解説していきます。
レギュレーションを守る
テストライティング時にレギュレーションが用意されていた場合には、必ず守りましょう。
レギュレーションとは、Webライティング時に守るルールです。
- タイトルの付け方
- キーワードの使用率
- 漢字やひらがなの割合
- 漢字の送り仮名
- 使用してはいけない単語
クライアントにもよりますが、レギュレーションはすべて何らかの目的や意図を持って作られたものです。
- 納得できないから従わない
- 面倒だから従わない
たじみゆ
記事を提出する前にはレギュレーションを確認しながら、きちんと守れているか確認しましょう。
私は、細かすぎるレギュレーション、設定した目的がわからないレギュレーションの仕事は継続しないようにしています。
レギュレーションが細かすぎると、執筆速度も落ちますし提出前の確認作業も大変です。
結果として、換算時給も下がるし仕事をしていてストレスを感じるので遭遇したら1回限りで仕事をお断りしています。
たじみゆ
自分にとってやりにくい仕事は、断る意識を持ちましょう。
誤字脱字しない
当たり前ですが、テストライティングでは誤字脱字をしないように細心の注意を払いましょう。
誤字脱字に関しては、初心者Webライターでも工夫をすれば確実に減らせるはずです。
- スペルチェックや文章構成ツールを利用する
- 何度も読み直す
- 声に出して読み直す
- スマホでのチェックや印刷してのチェックなどチェック方法を変えてみる
たじみゆ
顕在ニーズ・潜在ニーズを意識する
Webライティングでは、読者の悩みや疑問を解決することが求められます。
そのため、記事執筆時には顕在ニーズや潜在ニーズの把握が非常に重要です。
SEOライティングの場合は、クライアントからキーワードが与えられると思います。
自分でも執筆するキーワードで実際に記事を検索してみて、どんなニーズがあるのか、読者はどんな悩みを解決したいのか考えてみましょう。
たじみゆ
掲載先サイトと文体を揃える
テストライティングの段階で記事の掲載先サイトがわかっている場合には、サイト内の記事をいくつか読んでおきましょう。
- 使用している単語
- 各見出しのボリューム
- トンマナ(執筆者のイメージ・文体)
- サイト全体の想定読者
- サイトの目的
記事を読んでおけば、上記のイメージをつかめるからです。
厳しいことを言うようですが、掲載先サイトがわかっているにも関わらず、サイト内の記事を読まずに執筆するのは下記の状態に近いと思っています。
- よくわからない企業にエントリーして面接を受ける
- 1回も行ったことがなく雰囲気すらわからないお店に、アルバイトの面接に行く
不安ですし、クライアントとの間にミスマッチも起きやすいですよね。
本当に採用されたいのであれば、企業分析をする、お店の雰囲気をつかむなどの努力をするはずです。
たじみゆ
論理的で読みやすい文章を書く
Webライティングではクセのある文章ではなく、読みやすく読者が納得できる論理的な文章が求められます。
Web上の文章は基本的に無料で読めますし、かわりのコンテンツもたくさんあるので読みやすくないとすぐに読者が離脱するからです。
- 難しい単語や専門用語は使用しない
- 漢字とひらがなのバランスを3:7程度にする
- 漢字の送り仮名やその他表現は記事・サイト内で統一する
- 表や箇条書、図解を使用し文章だけの表現を避ける
- 1文を長くしすぎない
上記のように、できるかぎり工夫をして読みやすさを追求しましょう。
私の場合は、ブログや依頼された文章を書くときには、スマホ表示にしたときに常に装飾など文章以外のものが表示されるように意識しています。
納期より早めに出す
テストライティングの納期を守るのは当然ですが、可能であれば少し早めに提出しましょう。
たじみゆ
それどころか、納期より早く出すメリットはたくさんあります。
- クライアントに喜ばれる
- 修正やトラブルにも対応しやすい
- 体調不良や家族の都合などにも対応しやすい
参考サイトや引用元を明記しておく
テストライティング執筆時には、参考サイトや引用元をメモなどで残しておきましょう。
たじみゆ
テストライティング時にはGoogleドキュメントやWord納品が多いはずなので、コメント機能を使用して参照元サイトを記載するのがおすすめです。
なお、参考サイトや引用元の記載はテストライティングだけでなく、合格後も行っておくのがおすすめです。
クライアントから「この部分はどのサイトや書籍を確認して執筆したの?エビデンスある?」と質問される機会を減らせます。
たじみゆ
Webライターがテストライティングに落ちる原因
続いて、残念ながらテストライティング不合格となってしまったときの主な原因を5個紹介します。
- 納期を守れない
- レギュレーションを無視している
- Webライティング力が低い
- クセの強い文章・人柄
- 他の応募者が優秀だった
たじみゆ
それぞれ詳しく解説していきます。
納期を守れない
納期を守れないWebライターは、信頼性に欠けるのでテストライティングで落とされる可能性が高いです。
信頼性の問題だけでなく、納期を守れないと記事のチェック時期や公開時期もずれてしまうので、クライアントに多大な迷惑がかかります。
テストライティングに関わらず、受けた仕事は余裕を持って取り組みましょう。
万が一、納期に間に合いそうにない場合には、わかった時点で連絡を入れ完了予定日も連絡しましょう。
たじみゆ
私も過去に記事を外注した経験がありますが、半分くらいのWebライターは事前相談なしに納期を数日遅れて提出してきました。
レギュレーションを無視している
レギュレーションを守れないWebライターも外注する側としては雇いたくないです。
- 修正の手間がかかる
- 修正依頼を出すときに心理的なストレスがかかる
- 主張が強い人なのかな、と感じ依頼をためらう
私も記事制作を外注したときにレギュレーションを守ってくれないWebライターがいたのですが、上記のように悩んでいました。
ディレクターやクライアントも人間なので、本人の性格によっては「これ修正して」って伝えるのも心苦しい、嫌だなと感じる人もいます。
たじみゆ
レギュレーションと納期に関しては、気を付けていればできる部分なので初心者Webライターでも必ず守りましょう!
Webライティング力が低い
残念ながら、文章力が低く読みにくい文章や論理的でない文章を提出するとテストライティングに落ちやすいです。
- 専門用語を多用していて読みにくい
- 漢字の使用率が高く読みにくい
- 1文が長すぎる
- 「こと」「もの」を多用している
- その他、特定の単語の使用率が高い
文章に関しては技術だけでなくクセもありますが、テストライティングを実施するような案件は良くも悪くもクセのない文章を求める傾向が強いです。
たじみゆ
クセの強い文章・人柄
クライアントやディレクターも人間なので、一緒に仕事を進める人を選ぶなら相性が良い相手やコミュニケーションを取りやすい相手を選びます。
- 文章のクセが強く掲載先メディアに合わない
- こだわりが強く修正依頼に応じてくれなさそう
- 連絡頻度やタイミングが自分と合わない
- ビジネスマナーなど基本的な常識に欠けている
上記の人は、納品した記事の質に問題がなくてもテストライティングに落ちる可能性があります。
クラウドソーシングなどインターネット経由でWebライターの仕事に応募するときには、面接を行わずテキストのやり取りのみで話が進むことも多いです。
- 相手に送った文章は取消せない
- 送った相手がどんな風に文章を受け取るか予測しにくい
上記を意識して、相手を不快にさせないコミュニケーションを心がけましょう。
私の場合は、初回のクライアントにはいつもより丁寧かつ細かく作業予定を伝えています。
たじみゆ
他の応募者が優秀だった
残念ながら、Webライティングの案件はクライアントが予算を決めている場合がほとんどです。
採用予定者1人に対して、応募が殺到すれば競争もそれだけ激しくなります。
自分に問題がなかったとしても、他の応募者が優秀、もっと良かった場合には普通に落ちます。
テストライティングに落ち続けるときには自分に原因がないか考えてみるのも良いですが、1回落ちた程度では落ち込みすぎず次の案件に応募してみるメンタルも必要です。
【注意】受けてはいけないテストライティング
最後に、テストライティングの中でも悪質もしくは受けるメリットが少ないものを紹介します。
テストライティングの報酬が著しく低い
本採用後の報酬に対して、テストライティングの金額が著しく低い場合には詐欺案件の可能性があります。
- 本採用後の好条件で応募者を集める
- テストライティングを実施する
- 誰も採用しない
上記を行えば、テストライティングの報酬のみでたくさんの記事を集められます。
たじみゆ
完全に私個人の肌感覚になりますが、テストライティングが本採用後の報酬の半額以下であれば警戒が必要です。
また、すでに実績がある人やきちんとポートフォリオを用意している人に対して、本採用より安い価格で「テストライティング受けませんか?」とスカウトしてくるのもあまり信用していません。
たじみゆ
文字単価0.5円以下の仕事
本採用後の文字単価が0.5円以下の仕事は、そもそも文字単価が低いので応募するメリットがほとんどありません。
完全初心者であれば1~2回程度は文字単価0.5円以下の仕事を受けても良いかもしれませんが、あまりたくさん受けすぎると低単価に慣れてしまいます。
たじみゆ
Webライティングやフリーランスの営業に関するノウハウは無料、有料問わずそこら中に転がっている状態なので、短期間で知識を身につけ高単価Webライターを目指していくのがコスパが良いです。
Webライター講座の中でも特におすすめできるものは「Webライター講座おすすめ5選!受講メリットとは」で紹介しています。
【まとめ】テストライティングは基本的な内容を守れば怖くない
クラウドソーシング経由の仕事などでは、本採用前にテストライティングが行われる場合もあります。
テストライティングはクライアントがWebライターの実力を確かめるのはもちろんですが、他にもいくつか役割があります。
- Webライターの人となりやコミュニケーション力を見る
- Webライター側も応募した仕事の進めやすさや相性を確かめる
採用後のイメージをしやすくするためにも、テストライティングには全力で取り組み合格を目指しましょう。
たじみゆ
ただ、初心者Webライターの場合はテストライティング時に何を気を付ければ良いのかわからない場合もあるでしょう。
その場合には、本記事で紹介した不合格の原因や合格するコツを納品前に読み直してみてください。