クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と仕事をしたい人が出会えるサービスです。
クラウドソーシングを利用すれば、Webライティングなどの在宅ワークを探すときの手間を減らせます。
たじみゆ
日本国内にクラウドソーシングは100社以上あり、Webライター初心者はどれに登録するべきか迷ってしまうのではないでしょうか。
本記事では、実際にクラウドソーシングを活用して仕事を受注している筆者がWebライター向けのクラウドソーシングを紹介していきます。
- Webライター向けのクラウドソーシングを探している人
- Webライターになりたい方
- クラウドソーシングに登録したものの仕事を受注できない方
Webライターにおすすめのクラウドソーシング5選
まずはWebライターにおすすめのクラウドソーシングを5つ紹介していきますね!
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ママワークス
- サグーワークス
- Wantedly
それぞれ特徴を紹介していきますね。
クラウドワークス
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングです。
たじみゆ
たじみゆ
ランサーズ
ランサーズもクラウドワークス同様、日本最大級のクラウドソーシングです。
たじみゆ
私の場合、クラウドワークスの方が自分に合うWebライティング案件を見つけられるので、ランサーズはあまり利用していません。
たじみゆ
ママワークス
ママワークスは、クラウドソーシングというよりも求人サイトに近いイメージです。
とはいえ、完全在宅の求人が数多く用意されているので、在宅ワークやWebライティングの仕事を探したい方の利用に向いています。
一般的な求人サイト同様に、仕事を受注しても手数料が取られないのが魅力です!
たじみゆ
ソラ
- Webディレクター
- Webデザイナー
- オンライン事務
Webライティングから業務の幅を広げたい方の利用にも向いています。
個人的にはママワークスの以下の部分に魅力を感じています。
- 継続案件が多い
- 時給単価の仕事も見つけやすい
- Web制作会社ではなく企業が直接募集している仕事が多い
「立ち上げたばかりのオウンドメディアのWebライター募集」などの仕事も掲載されているので、受注できれば収入が安定しやすいです。
サグーワークス
サグーワークスは、Webライティングに特化したクラウドソーシングです。
Webライティングに特化しているだけあって、文字単価や求めるスキルレベルの幅が広いのが魅力的です。
たじみゆ
Webライターにとって魅力的なサービスではあるのですが、
- 案件数が少ない
- タスク案件が多く継続的に安定して稼ぎにくい
上記の点がデメリットです。
たじみゆ
Wantedly
Wantedlyは、正式にはクラウドソーシングではなくビジネスSNSです。
- 求人募集している企業
- 仕事を探しているフリーランス
上記のマッチングを目的としています。
あくまでもSNSなので、企業側は求人情報を細かく掲載するのではなく、やりがいや自社の魅力などを前面にアピールしているのが特徴です。
- 企業の投稿を見てやりがいや社風に魅力を感じる
- 企業と求職者でチャットや面接を通じてやり取りをする
- お互いの理念や価値観に共感できれば採用
上記の流れで仕事を見つけていきます。
自分の好きな仕事をしたい方、自由な働き方を実現したいフリーランスの方にはおすすめのサービスです。
たじみゆ
Webライティングの仕事を受注するコツ
たじみゆ
Webライター初心者でも仕事を受注するコツを5つ紹介しますね!
プロフィールにこだわる
クラウドソーシングに登録したてのWebライターは、プロフィールにとにかくこだわってください。
発注側は応募者を選考するときに、主に以下の内容を確認しています。
- 応募者のプロフィール
- 応募者の提案文
- 応募者の過去の実績
それに対して、プロフィールと提案文は初心者でもこだわり抜いて作成できます。
- 記入できる項目は漏れなく埋める
- 経歴はどんな業界で何年どんな仕事をしていた書く
- 取得している資格やスキルは全て書く
- 執筆したいジャンルや得意ジャンルを書いておく
- 執筆時に気を付けていることを書く
- 稼働状況を書く
- 実績を作れたら随時追加していく
具体的にはこんな内容を意識して書いてみるのが良いかと思います。
ソラ
たじみゆ

受注実績が多いワーカーさんのプロフィールを参考にすれば、質の高いプロフィールを作りやすいですよ。
たじみゆ
提案文は採用担当者目線で書く
クラウドソーシングで仕事に応募するときには、発注者に提案文を提出するパターンが一般的です。
たじみゆ
自分がインターネットを通じて、顔も素性も知らない相手を採用するのであれば、どんなことが不安になりますか?
- そもそもこの人は、十分なスキルがあるかな?
- 仕事を途中で投げ出さないかな?
- 修正指示とか聞いてくれるかな?
- 一緒に仕事しててコミュニケーション取りやすいかな?
- 突然、連絡が取れなくなったらどうしよう
- 長く働いてくれるかな?(継続案件募集の場合)
お金を払って仕事をしてもらう採用担当者からしたら、不安になってしまう要素がたくさんあるはずです。
提案文ではこれらの不安をひとつずつ解消することを、意識してみてください。
- そもそもこの人は、十分なスキルがあるかな?
- →過去の執筆実績やブログ記事のURLを添える
- →執筆ジャンルに関する知識を示す
- 仕事を途中で投げ出さないかな?
- 修正指示とか聞いてくれるかな?
- 一緒に仕事しててコミュニケーション取りやすいかな?
- →提案文の文体の柔らかさや仕事への意気込み、取り組み姿勢を伝える
- 突然、連絡が取れなくなったらどうしよう
- →作業予定時間や連絡が取れる時間帯を明記しておく
- 長く働いてくれるかな?
- →在宅ワークをいつまで続ける予定なのか明記する
こんな風に小分けで不安を解消していき、最後に作成した提案文を読み返し、採用担当者にとってわかりやすく信頼できる内容かどうかを確認してみましょう!
受注できなくても落ち込みすぎない
クラウドソーシングに登録してる在宅ワーカーやフリーランスの方は、大勢います。
そのため当たり前ですが、応募した仕事に必ず合格できるわけではありません。
不合格になったとしても落ち込み過ぎず、自分が次に応募する仕事を見つければOKです。
ダメなのは不合格になって落ち込んで、行動することをやめてしまうことです。
Webライター歴5年以上の私でも、仕事に応募して合格しないことは普通にあります。
ただ不合格になった仕事のことなんか、すぐに忘れちゃう場合が多いです。
たじみゆ
合格した仕事に対して誠意をもって取り組めば、おのずと実力や人脈がついていきますよ。
複数のクラウドソーシングに登録する
自分に合った仕事に出会う確率を上げるためにも、複数のクラウドソーシングに登録しておきましょう。
この2つは、業界最大手であり案件数も多く、質も高いです。
仕事を探すだけでなく、Webライティング案件の流行ジャンルや文字単価相場を把握できるようになります。
ただライバルが多いので、初心者でなかなか仕事を受注できないのであれば、
- ママワークス
- サグーワークス
- Wantedly
など他のクラウドソーシングやサービスも利用しておくのが良いでしょう。
最初のうちは高単価案件を狙い過ぎない
Webライターの仕事は、文字単価(記事単価)×執筆速度×作業時間によって収入が決まります。
そのため、できるだけ高単価の案件を受注したいと考える方がほとんどのはずです。
しかし高単価案件は応募者も殺到しますし、経験豊富なWebライターに仕事を取られてしまうことも多いです。
- 1円未満の案件に合格する
- クラウドソーシングで良い評価を獲得する
- 獲得した実績や評価で1円以上の案件に応募する
上記の流れで徐々に文字単価を上げていけば、無収入の期間を少しでも短くできます。
とはいえ文字単価0.5円未満など明らかに報酬が低すぎる案件は、クライアントの質も低くスキルアップに繋がらない可能性が高いです。
たじみゆ
クラウドソーシングと直接契約はどちらが良い?
Webライターの仕事は、クラウドソーシングを利用して探す以外にも直接契約でも探せます。
クラウドソーシングと直接契約はそれぞれメリットとデメリットがあるので、使い分けるのが大切です。
クラウドソーシングのメリット
クラウドソーシングのメリットは、主に以下の通りです。
- たくさんの案件を確認、応募しやすい
- 報酬を踏み倒される可能性が低い
- プロフィール閲覧者が仕事にスカウトしてくれる場合がある
クラウドソーシングは、仕事を探しやすいのが魅力です。
希望条件を設定すれば、条件に当てはまる複数案件を一度に閲覧できるので、仕事探しの手間を省けます。
クラウドソーシングが仲介に入り、仮払い制度を活用することによって、報酬を踏み倒されるリスクも減らせます。
クラウドソーシングのデメリット
クラウドソーシングのデメリットは、仲介手数料がかかる点です。
例えばクラウドワークスやランサーズは、最大20%の手数料が発生します。
たじみゆ
クラウドソーシングに支払う手数料がもったいない、と感じ出したら直接契約に乗り出すタイミングかもしれません。
直接契約のメリット
直接契約の主なメリットは以下の通りです。
- クライアントと自分で契約内容の交渉ができる
- 仲介手数料が発生しない
- 継続案件を見つけやすい
直接契約の場合、クラウドソーシングのようにプラットフォームを挟まない分、自分で契約内容を交渉できます。
- 文字単価
- 今後の昇給予定
- 納期
- 1ヶ月の執筆本数
- 業務範囲
これらを交渉できるので、より稼ぎたい方やスキルアップを目指す方にもおすすめです。
そして何といっても仲介手数料を払う必要がないのが、ありがたいです。
たじみゆ
半年~1年以上の長期の仕事を探している方も、直接契約の方が向いています。
直接契約のデメリット
直接契約で仕事を受注するデメリットは、以下の通りです。
- 仕事を探すのに手間がかかる
- 契約関連や請求書送付は自分で行う必要がある
- トラブルが起きたら自分で解決する必要がある
- 営業力が必要
直接契約で仕事を見つける場合、求人サイトやSNSを通じて仕事を探さなければなりません。
採用されるためには、営業力や自分の実績を示すポートフォリオも必要です。
自分が執筆したいメディアや企業の採用情報を確認するのも選択肢のひとつですが、手間がかかります。
また業務委託契約や秘密保持契約の締結、毎月の請求書送付などの事務作業も行う必要があります。
直接契約で仕事を探す場合、仕事を探す時間や事務作業の時間も含めたとしても魅力的だと思える仕事に応募するのが良いでしょう。
【まとめ】クラウドソーシングはやっぱり便利
引かれる手数料の金額に驚き、もったいないと感じるときもありますが、クラウドソーシングはやっぱり便利な部分も多いです。
「クラウドソーシングはダメ、直接契約がおすすめ!」と主張する方もいますが、私はどちよらも併用して仕事を受注するのがリスク管理もしやすいと思っています。
Webライターがクラウドソーシングを利用する際に、大切なのは以下の点です。
- クラウドソーシングと直接契約のメリット、デメリットを把握しておく
- 自分に合うクラウドソーシングを見つける
- ひとつのクラウドソーシングに固執しない
これらを意識しておけば、自分に合う仕事や高単価の仕事を見つけやすくなるはずです。