Webライターの仕事は、単発案件と継続案件に分けられます。
名前の通り、単発案件とは1回限りで終わる仕事です。
それに対して継続案件とは半年とか終了期間未定の案件を指します。
結論から言うと、Webライターとして安定して稼ぐのであれば、単発案件より継続案件の比重を増やしていくのがおすすめです。
たじみゆ
- Webライターとして稼げるようになりたい方
- クラウドソーシングでタスク案件をこなしている方
- 副業収入3万円以上を突破したい方
目次
Webライターに単発案件がおすすめできない理由
Webライターに単発案件がおすすめできないのは、単純に効率が悪いからです。
理由を詳しく確認していきましょう。
応募する手間が毎回かかるから
1回で仕事が完結してしまう単発案件は、案件修了後に再び別の仕事に応募する手間がかかります。
- 自分に合う仕事を探す
- 提案文を書いて応募する
- テストライティングや面接を受ける
上記の作業は報酬が発生しなく、無給で行う作業です。
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収入が安定しないから
単発案件の場合、思うように仕事を受注できないと、途端に収入が亡くなってしまいます。
- 条件に合う仕事が見つからない
- 案件に応募したものの不合格になった
パートのかわりに自宅でWebライターをしよう、と思ったときに急に収入がなくなると困ってしまいますよね。
レギュレーションに慣れるのに時間がかかるから
クライアントや掲載メディアごとに、記事の執筆ルールは細かく決められています。
単発案件の場合、作業を始めるときに毎回違うレギュレーションに対応しなければなりません。
例えばレギュレーションには以下の内容があります。
- 数字は半角を使うか全角を使うか
- 記事の納品方法
- 句読点の使用ルール
- 漢字、ひらがなの使い分け
継続案件の場合、レギュレーションの変更がない限り、慣れ親しんだレギュレーションで作業できるので効率が良いです。
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単発案件の応募や受注がおすすめなとき
ソラ
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Webライターを始めたばかりのとき
Webライターの仕事を始めたばかりのときは、クラウドソーシングのタスク案件などの単発案件をまずはこなすのがおすすめです。
理由は以下の通りです。
- Webライターの仕事に慣れることができる
- Webライターとしての実績を作れる
- 初心者のうちは高単価の継続案件を受注しにくい
正直な話、Webライターとして稼ぐのに1番大変な部分は、初心者が1円稼ぐまでだと思います。
実績もない、スキルにも自信がないWebライターはまずは、単発のタスク案件をこなして、クラウドソーシング上の実績を作るのが良いでしょう。
- タスク案件を10回くらいこなす
- 継続案件に応募してみる
上記の流れでステップアップしていくのがおすすめです。
急募かつ高単価案件の募集のとき
単発案件の中には、人手不足が原因で条件がかなり良い案件もあります。
条件が良い案件は、たとえ単発案件であっても積極的に応募していくべきです。
- 納期が近い(1~2週間後とか)
- 依頼本数が多い
- とにかくクライアントが急いでそう
- 自分が得意のジャンル
こんな条件の案件があったときには、私も応募しています。
単純に稼げますし、単発案件の募集であっても納品した記事のクオリティが高ければそのまま継続採用や別の案件へのスカウトもあるからです。
案件終了時にスカウトがなくても、「急な納期に対応してくれるライター」と覚えてもらえれば、また次の仕事を回してもらえる可能性もあります。
ただこのような案件は納期がタイトかつある程度の経験がないと、採用してもらえない場合も多いので「受かればラッキー」という気持ちでいると良いかもしれません。
たじみゆ
自分に余力があるとき
継続案件を複数受注していても、たまたま納期に余裕があり暇になる時期があります。
たじみゆ
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Webライティングの継続案件を受注するコツ
最期にWebライティングで継続案件を受注するコツを5つ紹介していきます。
- 継続案件に応募する
- 新規立ち上げメディアの仕事に応募する
- WebディレクターやWeb制作会社との人脈を作る
- 相手の期待値以上の仕事を目指す
- Webライティング以外のスキルも身につけておく
それぞれ詳しく解説していきますね。
継続案件に応募する
そのまんまですが、単発とわかりきっている案件に応募しても、継続案件は受注できません。
クラウドソーシングで仕事を探すときなど、継続というキーワードで探すのがおすすめです。
- 半年以上の仕事です
- 合計100本を執筆依頼予定
- 長期で続けられる方歓迎
「継続」というキーワードは使用しなくても、上記のように書かれている仕事もある程度の期間、まとまって受注できる可能性が高いです。
新規立ち上げメディアの仕事に応募する
オウンドメディアやアフィリエイトサイトなどを立ち上げるときって、以下の理由でざっくりとでもサイト全体の記事数や完成像が決まっている場合が多いです。
- いつまでに成果(売上、お問い合わせ)を出すとサイトの目標が決まっているので
- 外注費の予算が限られているので
ひとつのメディアで継続して記事を執筆したいのであれば、すでにある程度完成している規模の大きいメディアだけでなく、立ち上げたばかりのメディアで執筆もするのが良いでしょう。
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WebディレクターやWeb制作会社との人脈を作る
継続案件を自分で受注するだけではなく、継続案件を受注しているWebディレクターやWeb制作会社を味方にしてしまうのも戦略のひとつです。
Webディレクターは、Webサイトの立ち上げや記事更新のスケジュール管理などをまとめる立場をしています。
そしてWebディレクターやWebデザイナーなど複数の職種が集まって、会社規模でWebサイト作成やオウンドメディア作成をしているのがWeb制作会社です。
WebディレクターやWeb制作会社と私たちWebライターの目標は、よく似ています。
- Webディレクター
- Web制作会社新規サイトやメディアの立ち上げを受注したい
- 既存サイトやメディアの運用、保守、更新を続けたい
- Webライター新規立ち上げメディアで記事を書きたい
- 同じメディアで記事を書き続けたい
もっというと、WebディレクターやWeb制作会社は、依頼先のWebライターを常に探しています。
つまり仕事ができて営業力のあるWebディレクターやWeb制作会社と繋がれば、
- WebディレクターやWeb制作会社が仕事を受注する
- Webライターに記事執筆の仕事を回してくれる
こんな風に自分で営業することなく、WebディレクターやWeb制作会社が仕事を取ってきてくれるようになります。
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相手の期待値以上の仕事を目指す
継続案件を受注するには「この人に仕事もっと任せたいな」と思ってもらうのが大切です。
そして「この人に仕事をもっと任せたいな」と思ってもらうには、相手の期待値以上の仕事をするのが、手っ取り早くて確実です。
私の場合、以下の点で相手の期待値以上の仕事ができるように工夫しています。
- 報連相を細かく行い、相手の不安を減らす
- 掲載予定サイトやサイトや記事の目標を確認する
- すでに掲載されている記事を確認して文体を揃える
- すでに掲載されている記事と内部リンクできる部分はないか確認する
- 提案できそうな部分がないか考えてみる
- 可能なら納期より早めに提出する
上記は、依頼時にクライアントからの指示がなくても行っています。
結果として、上記の部分を評価してくれるクライアントは継続して仕事をくれるので、良い関係を続けられています。
Webライティング以外のスキルも身につけておく
記事作成やWebサイト制作や保守に関するスキルを幅広く身につけておくと、仕事を回してもらいやすくなります。
具体的には、以下のように関連スキルを身につけていくのがおすすめです。
- SEO(構成作成も担当できる)
- Webマーケティング(ブログ運営やサイト設計に役立つ)
- WordPressやHTML、CSS(入稿業務まで担当できる)
- 画像加工(記事に挿入する画像を作成できる)
実際に私もWebライターとして仕事をしていますが、構成作成のみのお仕事やWordpressの入稿のみを頼まれた経験もあります。
たじみゆ
【まとめ】継続案件+好条件の単発案件の組み合わせがおすすめ
Webライターとしての収入を安定させたいのであれば、タスク案件などの単発の仕事だけではなく、継続案件も増やしていきましょう。
継続案件を受注できれば、毎月安定した収入を受け取れます。
ただし単発案件の中には、納期が急なもの、自分が詳しいジャンルの高単価案件など条件が良い仕事もあります。
単発案件=絶対受注しないと考えるのではなく、継続案件と単発案件をちょうどよいバランスで受注していくのが収入アップやスキルアップに繋がるはずです。