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思わず観た人と感想や意見を話し合いたくなる考察系映画が大好き!おすすめタイトルを知りたい
上記の人向けに、本記事では1回観ただけでは謎が解決しきれないおすすめの考察系映画を紹介します。
感動的なストーリーや迫力のある映像技術も映画の魅力ですが、映画が終わった後も何度も考え込んでしまうストーリー展開も魅力のひとつです。
考察系映画は展開を予想しながら推理小説を読むのと似た楽しみがありますよ。
本記事では、私が何度も観ているおすすめの考察系映画を紹介します。
- おすすめの考察系映画
- 考察系映画が観られるVOD
おすすめの考察系映画5選
私が特におすすめしたい考察系の映画は以下の5つです。
- TENET
- 12モンキーズ
- 鳩の撃退法
- ペンギン・ハイウェイ
- イニシエーション・ラブ
それぞれ詳しく紹介していきます。
TENET
日本では、2020年9月に劇場で公開された映画です。
新型コロナウイルス流行後の大作上映ということで話題になりました
監督および脚本は、これまでも「インターステラー」等の大作を撮ってきたクリストファー・ノーランです。
そして、未来人と協力して世界を滅ぼそうとしている在英ロシア人の武器商人アンドレイ・セイターを倒すために、協力者ニールやアンドレイの妻キャットと協力していくストーリーです。
TENETでは主に以下の点を考察しながら進めていきます。
- 時代を逆行する武器とは何か
- 時代を逆行する仕組み(装置)とは
- 今行っている作戦が未来にどのような影響を及ぼすのか
- 協力者ニールの存在
よくあるタイムリープものではなく、未来から時間を逆行する仕組みなので「順行(普通の時間の流れ)」と「逆行」2つの流れを意識しなければならない点が大変でした。
上映時間が151分と長いのですが、スピード感がすごく、新しい情報がどんどん入ってくるので観ながら情報の整理もする必要があります。
1回観ただけだと、情報をサラッと追うだけになると思うので、考察したい人は何度も観るのがおすすめです
大作かつ人気作品なので、ブログやnote等で映画好きの人がすでに考察をたくさん書いてくれています。
他の人の考察を読みながら、自分の考察をどんどん深めていく楽しみもあります
監督 | クリストファー・ノーラン |
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製作 | エマ・トーマス クリストファー・ノーラン |
脚本 | クリストファー・ノーラン |
上映時間 | 151分 |
公開年(国内) | 2020年 |
製作国 | アメリカ合衆国 イギリス |
キャスト | ジョン・デヴィッド・ワシントン ロバート・パティンソン エリザベス・デビッキ マイケル・ケイン ケネス・ブラナー |
12モンキーズ
1996年に日本で公開された映画ですが、ストーリーの古臭さは全く感じない映画です。
確かに昔の映画なので、映像は古いですがそれも作品のおどろおどろしい感じを強めています
主人公のジェームズ・コールは地下刑務所の囚人であり、過去にタイプスリップしてウイルスの原株を回収するように要請されます。
ジェームズ・コールは1996年の世界で精神科医のキャサリン・ライリーと知り合い協力しながら、ウイルスの回収やテロ行為の犯人を突き止めようとしていきます。
12モンキーズの映画では、主に以下の点が考察しがいがありました。
- 12モンキーズの思惑とは何か
- ウイルスの原株をばらまくことを阻止できるのか
- タイムスリップや任務はジェームズの妄想なのか
- ジェームズは空港で誰を殺せばよかったのか
- ブラッド・ピット演じるジェフリーは本当にウイルステロの犯人ではないのか
- 最後に科学者がタイムスリップした理由は何か
2022年に引退を発表したブルース・ウィルスが主演、人気俳優のブラッド・ピットが出演しているのも作品の魅力です。
監督 | テリー・ギリアム |
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製作 | チャールズ・ローヴェン |
脚本 | デヴィット・ピープルズ |
上映時間 | 130分 |
公開年(国内) | 1996年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
キャスト | ブルース・ウィルス マデリーン・ストウ ブラッド・ピット |
鳩の撃退法
「実写化不可能の問題作」というキャッチコピーが考察心をくすぐり、楽しみにしていた作品です。
小説のテーマはどこまでフィクションなのか、実話ではないのかを編集者である鳥飼なほみ(土屋太鳳)が調査していきストーリーが進んでいきます。
津田と鳥飼がバーで話すシーン(現在)と小説に描かれたシーン(津田の実話をもとにした創作?)を交互に繰り返し話は進みます。
鳥飼が小説を読み進めるのと共に、観客も映画を観ながら以下を考察可能です。
- 津田の書いた小説はどこまでフィクションなのか
- なぜ、津田はこの小説を書いたのか
- なぜ、小説のタイトルは鳩の撃退法なのか
なお、2021年に公開された映画ですが、公式HPでは公式裏サイト「本通り裏」を用意しています。
映画同様に「鳩」がモチーフとなっているTwitterで映画を鑑賞した人と考察を語り合う場が用意されているので、鑑賞後も長く余韻を楽しめる作品です。
SNSの普及により、映画やアニメ、漫画の考察をしやすくなったので、今後もこういった取り組みが増えていくと良いですね
なお、個人的には藤原竜也さんが出ている映画は伏線回収がどれも気持ちよいので、つい観てしまいます。
ちなみに、私が1番驚かされたのは「22年目の告白」です。完全に余談ですが、22年目の告白は「キャスト:藤原竜也」の部分さえ、利用していたのではないかと思っています。
監督 | タカハタ秀太 |
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製作 | 日枝広道 稲垣竜一郎 浅岡直人 |
脚本 | 藤井清美 タカハタ秀太 |
上映時間 | 119分 |
公開年(国内) | 2021年 |
製作国 | 日本 |
キャスト | 藤原竜也 土屋太鳳 風間俊介 西野七瀬 豊川悦司 |
ペンギン・ハイウェイ
夏が来るたびに、鑑賞している作品です。
主人公の小学4年生の男の子アオヤマ君(北香那)が大好きなお姉さん(蒼井優)と、街で起こった不思議な事件の解決を目指す話です。
話の始まりは、アオヤマ君が住む街で突如ペンギンが現れたところです。
「ペンギンはどこから来たのか」を解決しようとしている中で、お姉さんがペンギンを生み出す能力があることが判明します。
続いて、アオヤマ君は友達たちと草原で「海」と呼ばれる銀色の球体を見つけ、謎は更に深まります。
- お姉さんはなぜペンギンを生み出すのか
- 「海」は一体何なのか
- ペンギンと海のつながり
- お姉さんの正体
しかし、ストーリーが展開するにつれ観客とアオヤマ君の思考や感情がリンクしていき、解き明かしたくない謎を解いてしまう感覚を味わえます。
何度観ても泣いてしまうのですが、後味は悪くなくサッパリとした夏の爽快感もある作品です。
森見登美彦さんの作品は、原作小説も大好きです
監督 | 石田祐康 |
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脚本 | 上田誠(ヨーロッパ企画) |
上映時間 | 119分 |
公開年(国内) | 2018年 |
製作国 | 日本 |
キャスト | 北香那 蒼井優 釘宮理恵 潘めぐみ 福井美樹 |
イニシエーション・ラブ
「映像化不可能」というキャッチコピーに惹かれて興味を持った作品です。
私は最初に原作を読んだのでストーリーは知っていたのですが、原作を読まずに鑑賞していた私の夫と弟はラストで「えぇー!!」と叫んでいました。(私の実家で鑑賞していた)
1980年代後半を舞台としていて、私はその時代に生まれていないのですが、バブル当時のファッションや音楽がよく再現されているなと感じました。
原作と違って、映画では嫌でもラストに種明かしされるので、自分で答えを推測しなければならない考察映画とは厳密には違うかもしれません。
とはいえ、種明かしをされた後はもう一度、時系列を確認しながら作品を鑑賞したくなる作品です。
監督 | 堤幸彦 |
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脚本 | 井上テテ |
上映時間 | 110分 |
公開年(国内) | 2015年 |
製作国 | 日本 |
キャスト | 松田翔太 前田敦子 木村文乃 |
考察系映画はサブスクで何度も観るのがおすすめ!
考察系映画は一度劇場で観ただけでは、完全に謎が解決できない作品も多いです。
「もう一度観たい」「考察しながらゆっくり観たい!」と思うのであれば、劇場ではなくサブスクで観るのも良いですよ。
サブスクなら何度も同じ作品を鑑賞できますし、劇場とは違い、何度も巻き戻せます。
自分のペースでじっくり作品を鑑賞、考察可能です!
本記事で紹介した作品のサブスクでの2023年11月時点での取り扱い状況は、下記の通りです。
時間があるときには考察系映画も楽しいですよ
様々な感情を揺さぶられ、映画を観た後も考えずにはいられない考察系映画は一度観るとやみつきになります。
本記事で紹介した私のおすすめ考察系映画は、以下の通りです。
- TENET
- 12モンキーズ
- 鳩の撃退法
- ペンギン・ハイウェイ
- イニシエーション・ラブ
なお、考察系映画は何度も観たくなりますし、場合によっては巻き戻して同じ箇所を観たくなるかもしれません。
その場合には、映画館に足を運ぶだけでなく、サブスクを利用して映画を鑑賞するのも良いですよ。
サブスクなら定額見放題ですし、自分のペースで鑑賞できますよ!