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【保存版】Webライターがポートフォリオに記載すべきこと7つ!

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ポートフォリオって何?Webライターの場合、どうやって作ればいいの?

たじみゆ

Webライターがポートフォリオを作るならブログがおすすめです!

上記のようにお悩みの方に向けて、本記事ではWebライター向けのポートフォリオ作成方法を紹介します。

フリーランスやクリエイティブ業界でいうポートフォリオとは、自分の作品集であり営業活動時に使用します。

たじみゆ

応募時にクライアントに実績を示すために使うことが多いです!

ポートフォリオを作成しておけば、営業活動を効率化できますし、実績を証明しやすくなります。

仕事の受注率も上がりますよ!

ソラ

本記事では、Webライター歴7年目の筆者がWebライター向けのポートフォリオの作成方法を紹介します。

この記事でわかること
  • Webライター向けのポートフォリオの作り方
  • Webライターがポートフォリオに記載すべきこと
  • Webライターがポートフォリオを作るときの注意点




Webライターのポートフォリオとは

ポートフォリオとは
ポートフォリオという言葉は、金融用語、教育現場の用語、転職・クリエイティブ業界などで使われていてそれぞれ意味が異なります。

Webライターのポートフォリオとは、転職・クリエイティブ業界で使われるポートフォリオと同様の意味であり、自分の作品集、執筆実績をまとめたものです。

仕事に応募するときに提案文と共にポートフォリオを提出すれば、クライアントに自分のスキルを証明しやすくなります。

たじみゆ

Webライターとして収入を得たいのであれば、作成しておいて損はありません

Webライター向けのポートフォリオは2種類

Webライター向けポートフォリオ
Webライターが作成するポートフォリオは、主に2種類あります。

WordPressブログ 執筆実績を
まとめたもの
メリット ブログ自体が資産になる
ライティング以外のスキルも証明できる
無料で作れる
短時間で作れる
デメリット 毎月1,000円程度かかる
Wordpress設定の手間がかかる
公開できる実績がないと作れない

それぞれ解説していきます。

WordPressブログ

WebライターはWordpressで個人ブログを作成しておくと、ポートフォリオとして使えます。

MEMO

WordPressで作った個人ブログをポートフォリオとして使うメリットは、下記の通りです。

  • ライティング力だけでなく、Webマーケティング力やWordpressのスキルも証明できる
  • ブログ自体のPVが増えれば、収益化も狙える
  • ブログを見た人が仕事を依頼してくれることもある

WordPressで作成したブログは資産性があり、公開した記事は自分がブログを削除しない限りなくなりません。

また、個人ブログで書いた記事はWebディレクターによる編集が入っていない記事です。

たじみゆ

記名記事よりも個人ブログの方が、Webライターの実力を知りやすいと好むクライアントもいます

なお、個人ブログをポートフォリオとして示すときには、〇万PVや〇万円の収益など華々しい実績はそれほど求められません。

私も月1万円稼ぐかどうかくらいのブログをポートフォリオとして見せたら、思ったよりクライアントに評価され驚いた経験があります。

執筆実績をまとめたもの

WordPressで個人ブログを作らなくても、noteやペライチなどの無料で利用できるサービスを使えば、ポートフォリオ自体は作成可能です。

MEMO

自分が書いた記事へリンクを貼り、説明や自己紹介を記載すればポートフォリオが完成します。

無料サービスを使えるので、Wordpressブログと違い費用がかからない点はメリットですが、下記の点に注意が必要です。

  • サービス自体が終了するリスクがある
  • 記名記事やクライアントが公開して良いとした記事以外は掲載できない

特に初心者にとって問題となるのは、後者のはずです。

仕事を受注したことがない完全初心者は、まとめられる執筆実績がないのでポートフォリオを作りたくても作れない可能性があります。

たじみゆ

その場合は、個人ブログを立ち上げて数記事書いてポートフォリオにするのがおすすめです




ポートフォリオとしてWordpressブログを作る流れ

ブログを始める流れ
完全初心者やブログ自体を有効活用したい人は、ポートフォリオをWordpressブログで作成するのがおすすめです。

WordPressブログでポートフォリオを作成する流れは、下記の通りです。

  1. サーバー・ドメインを契約する
  2. 3~5記事執筆する
  3. 公開後にアクセス解析して記事をブラッシュアップする

それぞれ解説していきます。

サーバー・ドメインを契約する

WordPress自体は無料で利用できますが、個人ブログを作成するにあたりサーバーとドメインは必要です。

  • サーバー:ブログ記事を保管する場所
  • ドメイン:サーバーを設置する住所

サーバーとドメイン、ブログ(Webサイト)は家や土地、住所の関係で表せます。

サーバーとドメインの関係

上記のように、サーバーはサイトや記事を保管する土地です。

そして、ドメインは土地を示す住所であり、土地と住所が決まったら家であるブログを構築します。

サーバー、ドメインは月1,000円程度から利用可能です。

これから個人ブログを作成するのであれば、表示速度が速く月額費用も安いConoHa WING(コノハウィング)がおすすめです。

3~5記事執筆する

WordPressでブログを立ち上げたら、実績用の記事を3~5記事程度書いてみましょう。

記事を書く際は、以下の点を意識しましょう。

  • 執筆ジャンルは、自分が仕事を受注したいジャンルがおすすめ
  • クライアントに実績として示せるだけの記事を全力で書く
  • 狙ったキーワード、想定読者などもメモしておく

ブログ自体も収益化を狙うのであれば、執筆ジャンルを絞り特化ブログとして運営するのがおすすめです。

また、狙ったキーワードや想定読者も情報として残しておき、クライアントに提示すれば自分のWebマーケテイング力やSEOのスキルも示せます。

公開後にアクセス解析して記事をブラッシュアップする

ポートフォリオ用の記事を公開した後は、以下のアクセス解析を行いましょう。

  • 検索順位の追跡:GRCやGoogleサーチコンソール
  • PV計測:Googleアナリティクスを使用する

GRCのみ有料で1年間で4,950円かかります。

たじみゆ

GRCは納品した記事の順位測定にも使用できるので、契約しておくと便利です!

書いた記事が1回で検索上位表示され期待通りのPVを獲得することは難しいです。

そのため、公開後は順位の動きやクリック率などを見つつブラッシュアップしていきましょう。

Webライターがポートフォリオに記載すべきこと8つ

ポートフォリオに記載すべきこと
Webライターがポートフォリオを作成するときに、執筆実績のみを書くのは非常にもったいないです。

下記の項目も漏れなく記載すると、仕事に繋がりやすくなります!

  1. 自己紹介・経歴
  2. 保有している資格
  3. 執筆実績
  4. 対応できる業務範囲
  5. 記事・文字単価
  6. 連絡先
  7. 稼働時間
  8. 仕事で心がけていること

それぞれ詳しく解説していきます。

自己紹介・経歴

ポートフォリオをきちんと確認するクライアントは、ライティング力だけでなく人柄も重視していることが多いです。

MEMO

簡単で良いので、自己紹介やこれまでの経歴を紹介しておきましょう。

私の場合、自己紹介は下記の内容を記載しています。

  • 名前
  • いつからWebライターをしているか
  • Webライターを始めたきっかけ

経歴は、大学や職歴を記載しています。

「仕事に直接関係ない」と感じた経歴もクライアントの目に留まる可能性があるので細かく書くようにしています。

保有している資格

経歴と合わせて、保有している資格もまとめています。

たじみゆ

履歴書みたいに、資格と取得年月日を表にしておくとわかりやすいです!

私の場合、金融系の記事を書くことが多いのでFPの資格を持っていることが採用理由のひとつになるケースも多いです。

執筆実績

執筆実績はポートフォリオ作成時に最も重要な要素です。

ただ、多くの人のポートフォリオはただ執筆実績を掲載しただけなので、非常にもったいないと感じています。

私の場合、執筆した記事へのリンクはもちろんですが、下記の内容も記載しています。

  • 掲載先メディアの特徴(例:オンライン家庭教師のオウンドメディア)
  • 狙ったキーワード(SEO記事の場合)
  • 対応した業務範囲(例:構成作成からWordpress入稿まで)

記事のリンクだけでなく、上記も添えておけばクライアント側も依頼するイメージを持ちやすくなるはずです。

  • スキルは十分ありそうだな
  • 本文だけでなく慣れたら構成作成も頼みたいな
  • 最終的にはディレクションもお願いできるかな

たじみゆ

こんな風に、思ってもらえたら採用される確率も上がりますよね!

ポートフォリオを作成する際には、クライアント側の目線になって「どんな情報が知りたいか?」「どうしたら目に留まるか」を意識することが大切です。

対応できる業務範囲

執筆実績にも記載していますが、対応できる業務範囲もどこかにまとめて書いておくと安心です。

MEMO

クライアントが一語一句漏らさずに、ポートフォリオを見てくれるとは限らないからです。

私の場合は、対応業務範囲に以下のように記載しています。

  • キーワード選定からWordPress入稿まで対応可能です。
  • 他のライターの記事チェックやFBも経験があります。

記事・文字単価

クライアントとのミスマッチや余計なやり取りを減らすためにも、記事・文字単価を書いておきましょう。

MEMO

ポートフォリオには「この価格で依頼来たら嬉しいな」くらいの価格を書くのが理想的です。

悪質・微妙な依頼を減らせますし、条件やジャンルを見て受けるか決める仕事は自分で応募すれば良いからです。

依頼が来すぎてしまうと、受けるかの判断やお断りの連絡にも手間を取られます。

そのため、ポートフォリオは条件(安い、早い)などを見てもらうのではなく「あなただから依頼したい」「こんなWebライター探してた」と思ってもらえる内容に仕上げましょう。

連絡先

ポートフォリオには、必ず連絡先を記載しておきましょう。

注意

連絡先がないと「依頼したいけど、どうやってすればいいかわからない」とクライアントに思われてしまいます。

また、ブログでポートフォリオを作成している人は執筆実績紹介ページにもボタンリンクなどでお問い合わせを載せておきましょう。

ブログ自体にお問い合わせがあったとしても、ポートフォリオをざっと見たクライアントが「お問い合わせないじゃん」と誤解することを防ぐためです。

稼働時間

一般的なサラリーマンと同様の時間帯で働いているフリーランス以外は、稼働時間や連絡の取りやすい時間帯も記載しておくとクライアントに信頼されやすいです。

特に、本業が別にある副業ライターや育児中のママライターは仕事や家事育児、ライター活動を分けるためにも記載しましょう。

  • 平日:19時〜22時以降に作業をしています
  • 21時までに届いた連絡は当日中に返信いたします

こんな風に書いておけば、OKです。

仕事で心がけていること

ポートフォリオ全体の最後もしくは自己紹介の最後に、仕事で心掛けていることなど人となりがわかる文章を添えておきましょう。

身も蓋もない言い方ですが「この人は、一緒に仕事を進めやすそう」と思ってもらうためです。

Webライターの仕事はほとんどチャットだけで仕事が進むので、ポートフォリオや普段のチャットで柔らかさを伝える必要があります。

単発や急な依頼は人柄ではなく、スキルや納期重視かもしれませんが、継続的にお付き合いする仕事相手は本人との相性も非常に重要です。

たじみゆ

私もディレクターとして働く機会がありますが、ライターさんごとにコミュニケーションのしやすさが違うなと感じています

とはいえ、難しく考えすぎず下記の内容程度でもOKです。

  • 親身に対応してまいります。
  • 丁寧にリサーチして記事執筆を行います。

たじみゆ

「この人ちゃんとしてそう」「安心できる」と思ってもらえる一文を考えましょう

Webライターがポートフォリオを作るときの注意点

ポートフォリオ作成時の注意点
最後に、Webライターがポートフォリオを作成する際の注意点を紹介します。

  1. 常に最新の情報に更新する
  2. 記事の著作権に注意する
  3. 完成したポートフォリオは露出を増やす
  4. 実績には数字を入れる

それぞれ詳しく解説します。

常に最新の情報に更新する

ポートフォリオを一度作ったっきり満足してしまう人もいるのですが、常に最新情報に更新しましょう。

  • 資格を取得したとき
  • 記名記事を書いたとき
  • 新しいジャンル・内容の仕事を受けたとき

特に、上記のタイミングは逃さず更新しましょう。

たじみゆ

新しい経験や実績がクライアントの目に留まるかもしれません

記事の著作権に注意する

執筆実績を公開するときには、記事の著作権にご注意ください。

クライアントと業務委託契約を結んだ際に「納品後の著作権はクライアントが持つ」などと書かれていた場合には自分が書いた記事でも勝手に公開してはNGです。

たじみゆ

著作権侵害にあたるので絶対にやめましょう
  • 記名記事
  • クライアントに掲載許可をいただいた記事
  • 個人ブログの記事など第三者に著作権を譲渡していない記事

執筆実績として掲載できるのは、上記の記事のみです。

医療系や金融系など監修者がつくことが多いジャンルは、クライアントが執筆実績として掲載を認めてくれない機会も多いです。

その際には、「相続を専門に扱う弁護士事務所のオウンドメディアで執筆実績あり」などのように、クライアントや記事の特定ができない程度に実績を書きましょう。

同業界のクライアントの多くは、守秘義務や著作権の関係で具体的な実績を載せられないと理解してくれます。

たじみゆ

むしろ、「守秘義務をしっかり守ってくれるWebライターである」と信頼してくれることも多いです

完成したポートフォリオは露出を増やす

完成したポートフォリオは、個人ブログの片隅にひっそりと載せておくだけでなく、SNSやブログのトップページ等でアピールしましょう。

ポートフォリオは仕事に応募する際にアピールとして使えるだけではなく、ポートフォリオ自体が営業の役割を担ってくれる場合もあります。

極端な話、自分が仕事に応募しなくても、質の良いポートフォリオをクライアントが目にすれば依頼をもらえるかもしれません。

たじみゆ

せっかくポートフォリオを作るのであれば、露出を増やし、少しでも仕事をもらえる機会を増やしましょう

実績には数字を入れる

クライアントにスキルやこれまでの実績を最大限アピールしたいのであれば、数字を入れてアピールしましょう。

  • 掲載先メディアのPVを2倍に増やした
  • 問い合わせ件数を月10件まで増やした
  • Google検索で「〇〇」のキーワードで1位を獲得した

上記のように、華々しい実績があれば添えておくのが理想です。

ただ、担当ディレクターやクライアントによっては納品後に記事の評価や効果を教えてもらえない場合もあります。

その場合には、下記のようにアピールする方法もおすすめです。

  • 半年間で約〇記事執筆しました
  • 個人ブログを〇年〇月から運営しており収益は〇万円/月、PVは〇万/月です

継続案件を受けた経験があるのであれば、その旨を記載しておくと「自分のところでも継続してほしい」とクライアントに思ってもらえる可能性があります。

他には、個人ブログの運営実績を数字付で書いておくのも効果的です。

たじみゆ

「こんなこと書いていいの?」と悩むくらいなら、書いてアピールした方が得です

【まとめ】質の高いポートフォリオで受注率を上げよう!

Webライターが営業活動を効率的に行うためには、ポートフォリオの作成が非常に大切です。

ポートフォリオを作成する方法には、個人ブログやその他無料サービスを使用する方法がありますが、個人的にはブログ運営をおすすめします。

また、ポートフォリオ作成時には執筆実績だけでなく、自己紹介や経歴、対応できる業務範囲も記載しておくと良いでしょう。

たじみゆ

執筆実績を掲載するときには、記事の著作権にご注意ください!

なお、現段階で「公開できる実績がない」とお悩みの人は添削課題付きのWebライター講座を受けるのもおすすめです。

添削課題は修了後に自分の実績として掲載できます。

添削課題付きのWebライター講座は「Webライター講座おすすめ5選!受講メリットとは」の記事で紹介しています。




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