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たじみゆ
上記のようにお悩みの方に向けて、本記事ではWebライターが提案文に書くべきことや提出時の注意点を紹介します。
Webライターであれば、クラウドソーシングや求人サイト、オウンドメディアの問い合わせ欄などから仕事に応募する機会も多いはずです。
仕事に応募するときには、クライアントに提案文を添えるのが一般的です。
しかし、提案文に何を書けば良いかわからないまま何となくテンプレ化したものを送っている人もいるのではないでしょうか。
提案文を送る際には、相手の立場に立って必要な情報を漏れなく記載することが大切です。
本記事では、Webライター歴7年の筆者が提案文に記載すべきことや提出時の注意点を紹介します。
- クライアントが提案文を見て確認していること
- Webライターが提案文に書くべき内容
- 提案文を提出するときの注意点
Webライターが提案文で確認される内容
クライアントがWebライターの提案文を読むときに確認している内容は、主に下記の通りです。
- Webライティング力
- 執筆ジャンルに関する知識
- 人柄や信頼性
それぞれ詳しく解説していきます。
Webライティング力
当然ですが、クライアントは採用を検討しているWebライターのライティング力をチェックします。
- 過去の執筆実績
- 提案文そのもの
上記を読んで、文章力がどの程度か判断するクライアントが多いです。
執筆ジャンルに関する知識
金融や医療、美容など専門的なジャンルの執筆を依頼したい場合、クライアントは執筆ジャンルに関する知識も確認するケースが多いです。
- 過去の執筆実績(依頼したいジャンルの執筆実績があるか)
- 応募者の過去の経歴(業界経験者かどうか、資格を持っているかどうかなど)
逆に言ってしまえば、金融や医療、美容など専門的な知識が必要なジャンルはアピールポイントがライティング力だけでは採用される可能性が低いです。
人柄や信頼性
提案文を通じて、人柄や信頼性も確認するクライアントは多いです。
1回限りの依頼ではなく、継続依頼を考えているクライアントほどWebライターとの相性やコミュニケーションのしやすさを重視します。
クライアントや担当ディレクターも人間なので、修正指示を出すときや納品時、依頼時などのやり取りがギスギスすると疲弊します。
たじみゆ
また、Webライターの中には「飛んでしまう(納期を守らずバックレる)」人も一定数います。
- 納期を守ってくれそうか
- こちらの修正指示や連絡にすぐ対応してくれそうか
上記のポイントも、提案文の内容を通じて確認されるはずです。
【例文付】Webライターが提案文で書くべきこと
先ほど解説した、クライアントが提案文を通じて確認する内容を把握した上で、Webライターは提案文を作成する必要があります。
具体的には、下記の内容を盛り込みましょう。
- 自己紹介
- 募集に応募する意思
- 募集要項に書かれていた質問への回答
- スキルやこれまでの実績
- 連絡・対応可能な時間帯
それぞれ具体例付きで解説していきます。
自己紹介
提案文の先には読んでくれるクライアントがいるわけなので、まずは自己紹介から始めましょう。
自己紹介は人柄を伝えるのに重要な要素ですが、提案文のメインではないので簡潔にでOKです。
応募する意思
クラウドソーシングやオウンドメディアの問い合わせ欄から「相談・お問い合わせ」といった形で提案文を送るのであれば、冒頭で募集に応募したい意思を伝えましょう。
求人サイトなどで「応募する」などの項目があり、提案文=求人への応募とお互いにハッキリしている場合には、不要かと思います。
募集要項に書かれていた質問への回答
クラウドソーシングや求人サイトに掲載されている募集要項には、応募者への質問事項がまとめられている場合があります。
上記のように、募集要項にて記載すべき内容や提案文のフォーマットが決められている場合には指示に従いましょう。
「指示に従っていない提案文を提出するライター=レギュレーションも守ってくれなさそう」と思われる可能性があるからです。
なお、フォーマットがある場合でもそのまま書くだけでなく、相手の質問の意図を読み取る努力は大切です。
例えば、「構成作成経験はあるか」という質問に対して「あります(ありません)」よりも下記の回答をした方が印象は良いでしょう。
相手の意図を読み取って答えた方が「構成作成も任せられそう」と思ってもらえ、採用される確率を上げられます。
スキルやこれまでの実績
募集ジャンルに関連したスキルや執筆実績を中心に紹介しましょう。
スキルや実績を書くときには、以下の点に注意しましょう。
- クライアントが興味を持ちそうな内容に絞って掲載する
- 実績アピール時には数字を活用する
なお、執筆実績をまとめたポートフォリオを作成している人も多いはずです。
ただし、提案文にポートフォリオのURLだけを添付するのは上手くないやり方です。
- クライアントは効率的に採用する人物を選びたい
- クライアントは応募者全員のポートフォリオに隈なく目を通すわけではない
上記を考慮して、クライアントに知ってほしい内容はポートフォリオに書いておくだけでなく、提案文にも書いておく必要があります。
ポートフォリオを提案文に添付するときには、必要な情報を抜き出した上で「下記にポートフォリオのURLも記載しておきます」と書いておくのがおすすめです。
たじみゆ
Webライター向けのポートフォリオ作成方法は「【保存版】Webライターがポートフォリオに記載すべきこと7つ!」で詳しく解説しているのでご参考ください。
連絡・対応可能な時間帯
家事や育児で忙しい主婦ライターや本業が別にある副業ライターは連絡、対応可能な時間帯も記載しておくと信頼されやすいです。
クライアントは採用する人物の能力だけでなく、信頼できる人物かも気にしています。
何人かの制作チームや自分がディレクターとして仕事に関わるようになってわかったのですが、飛んでしまうWebライターは本当にいます。
そして、Webライターが飛んでしまい納期までに記事が仕上がらないと、次工程のスケジュールもすべて崩れます。
たじみゆ
「自分は仕事を最後までやり切りますよ」「連絡にもすぐに対応できますよ」と示すためにも、下記のように提案文に添えておきましょう。
たじみゆ
Webライターが提案文を書くときの注意点
最後に、Webライターが提案文を作成する、提出するときの注意点を3つ紹介します。
- 初心者アピールはしない
- 読みやすい提案文を書く
- 合格できなくても気にしすぎない
それぞれ詳しく解説していきます。
初心者アピールはしない
Webライターを始めたばかりの人や真面目な人がやってしまいがちですが、初心者アピールは今すぐやめましょう。
初心者アピールをして得になることは、ひとつもないからです。
Webライティングはあくまでも仕事であり、報酬が発生します。
クライアントは、支払う対価に見合った納品物を提出してほしいと考えています。
そのため、初心者アピールされると下記のように不安な気持ちになるクライアントも多いです。
- 初心者だから納品物の質が悪いかな
- 納品物の質が悪くても「初心者だから仕方ない」ってことかな
- 初心者だから「やっぱり大変で書けませんでした」とか言わないかな
Webライターとして仕事をするのであれば、初心者とか中級者とか関係なく報酬に対して仕事をするだけです。
たじみゆ
読みやすい提案文を書く
クライアントの負担を少しでも減らすためにも、読みやすい提案文を書きましょう。
案件の種類によっては、応募者が殺到し提案文を読むだけでも大変だと感じるクライアントもいます。
また、オウンドメディアのお問い合わせ欄から直接ライターに応募する場合には、問い合わせ担当者が採用担当者でないケースもあります。
たじみゆ
読みやすい提案文を書けば、内容を把握してもらいやすくなりますし、忙しいクライアントにも好印象を与えられます。
「この提案文を書けるくらいなら、読みやすい記事を書いてくれそう」と思ってもらえる提案文を目指しましょう!
合格できなくても気にしすぎない
提案文を送って返事が来ない、残念ながら採用されなかったとしても気にしすぎないようにしましょう。
Webライターは他のWeb系副業と比較して参入しやすく初心者層がとにかく多い業界でもあります。
そのため、執筆実績が少ない初心者ほど提案文の良し悪しに関わらず、不合格になる可能性が高いです。
「今回不合格なら次の仕事に応募しよう」くらいの気持ちでどんどん応募するメンタルが大切になってきます。
【まとめ】提案文で他の応募者と差を付けよう!
Webライティングに関するノウハウが無料、有料問わず発信されるようになって、以前より単純なライティング力だけで勝負できる機会は減っています。
だからこそ、これからWebライターを目指す人は、ライティング力はもちろんのこと営業力やコミュニケーション力を意識して仕事に応募するのがおすすめです。
自分の営業力やコミュニケーション力をアピールし、クライアントと最初に接する機会が提案文の提出です。
必要な情報が漏れなく記載されていて読みやすい提案文を作りましょう。
提案文を提出するもなかなか採用されない場合には、ライティング力不足や実績不足が原因の可能性があります。
その場合にはライティング力改善に役立つ講座や実績として掲載できる添削課題付きの講座受講もご検討ください。
Webライター向け講座は「Webライター講座おすすめ5選!受講メリットとは」の記事で紹介しています。